[─これよりSクラス、スティフ、フレイヤの本気の遊びを始める！！]

何故か、観客、司會がいる。ちなみにSクラスとは、この學園の最高位であり、実は學園の中に5人、いるらしい。俺はただ、手合わせ程度にやるだけなのになあ｡

[スティフよ、これは本気でやるのか？]

[うーん、まあ、俺は8%ぐらい？出してやるけど？]

[ほう、さすがだな、では我は15%から始めるとしよう。]

うーん、フレイヤは、魔法が凄そうだなぁ。剣もきっと俺と同じ？いや、それより二段階下か上だと思う。何故そう思うか、、あの手慣れた手つき、制、構えが無駄がなく一瞬で常人なら、一撃で十回は死ぬクラスなのだろう｡

[よーし、やるかー。かかってこーい。]

無手で構える。それに笑顔で剣を鋭く刺すフレイヤ。

[ようし、今日は新技の披するかー。]

そう言って手に気と闘気、魔力を練り込むと、だんだんと、剣の形に謎の質が出現した。

[なんじゃ？それは。錬金か？]

[當たってるが、違うよ。これは、完璧創造っていう俺が造った固有能力オリジナルアビリティなんだ。、、、よし！いくぞ！神剣アポロニアス！！]

互いに剣と剣をぶつける。

─カキーン カキン

[その剣中々の出來だな、我は気にったぞ。]

[あっ！そーだ！いい忘れていたけど、完璧創造パーフェクトクリエイトって技は、100%偽だけど完度は、100%本だから。]

ガキーン

フレイヤの剣は本から砕けるように壊れた。

[そーかこれを壊すとはかなかなじゃ、我も似たようなことをするか。]

右手辺りに黒い気が出現し、剣型の個に変形している。

一方で、周りの人達は、ただただ驚いているばかりである。

[なんなのよ！？あれ！！]

[何もないところから、剣を創造するし、、、しかも、100%コピーした偽だから凄いぜ、、、。]

[クレイド、それだけじゃないぞ、そのコピーした剣は、伝説で畫かれていた神剣のアポロニアス、そのもの。]

[おい！フレイヤとか言う奴も何かしてるぞ！]

皆の視線はフレイヤのほうえと向き、また皆靜かになった。

[我はコピーは出來んが、神剣程度の強さの剣なら造ることは、造作もない。]

[お前も出來たのかー、まあ、不思議じゃないけど。]

[いくぞ、スティフよ。はあああっ！]

黒く輝く剣を創造し、右手に持つ。

[それなんて言うんだ？]

[これか、そーだな、、、。]

し考えてから、

[では、こうしよう。シャハレニアスと。]

うーん、どんな意味何だろう？

[まあいいか、じゃあ、休憩終わりでやるか。]

[そうだな、では始めるとしよう。]

お互いに攻撃制をとった。

──そして、、、二人は何かの合図をしたかの様に同時にぶつかっていった。

カキーンカキン

それを見ている學園生や、講師までもが、真剣に見ている。

しかし、たまに二人が見えるだけで、大抵は音が綺麗に響き渡っているだけなのである。

[しっかしようあの二人、あれで本気じゃないとか、種族違うんじゃないか？って思うんだけど。]

[クレイドくん、確かにフレイヤさんは、魔族の、、、最上位の魔族です。ですが、スティフくんは、正真正銘の人です。あらゆる資料に解析データを見ても人以外の特徴が無かったのです。それでいて、あれだけの強さ、何度も死線を潛ってきたのでしょう。]

[せんせー、でもあれは、強すぎでしょ！]

スティフのことで、講師と生徒が語り合っていると、、、

バリイイィンーー

見ると、互いに創造した剣が壊れてしまっていた。

互いに構え、向かい合い、同時に言った。

[フレイヤ、中盤戦開始めるかー。]

[では、中盤戦を始めよう。]