《勇者と魔王が學園生活を送っている件について》第七章 二話 本気と遊びの中盤戦

中盤戦が始まって、何時間たったのだろうか、スティフとフレイヤは素手で闘っていた。

─バシッドシッ─

[なあなあ、剣使うよりこっちの方が楽でいいよなあ。]

[そうか?我は剣の方が良いと思うんだが。]

等と、雑談をわしながらしていると、、、、

[スティフよ、しだけ、リミッターを解いては貰えぬか?]

いきなりだな、確かにこんな程度の低いのって幾度となくやってはいるが、、、まあ、それだけ強い奴がいなかったんだけど、、、フレイヤは結構著いてきている、だからこそ、本気でやってみたい!

[わかった、解くから、後ろ向いてくれ。]

そう言って背中の中心部に手を當てて、特殊な気を流し込む、、、、と、背中から、白いが出て、それと同時にリミッターと呼ばれる鎖が出て來た。

[ひゃっ!]

フレイヤはあまり出さなそうな聲をあげるが、お構い無しに鎖を引き抜く。

[ちょ、ま、あっ、ひゃっ!]

しの間フレイヤは騒ぎ続け、、、

[ふっふっふ、スティフ禮を言おう。]

姿は変わっていないが、から出ている凄い癥気。常人であれば、吸い込むだけで死に至るほど、いや自然なんかも死んでしまう。

これは、ヤベー、ヤベーな本気出そうかなーでも、、、もうしだけあそんでからでいいかなー

スティフは気を魔力に変換し、裝備魔法で鎧を造り著ようとする。が、それを中止した。

[スティフよ、どうした?これでは、詰まらんぞ。]

─あぐっあがっぼわっ──

スティフの防戦の一方で、いや、かなり圧されている。

[ゲホッ、、、凄いなフレイヤ、じゃあ、俺もちっとばっか本気出すか。]

そう言うと、スティフを包んでいた気のが一気に青くなった。

[ほう、スティフよ、どのくらい出しているのだ?]

[うーん、30%ぐらい?まあ、そうじゃなきゃ詰まらないしな。まあ見てなって、バレたく無いけど仕方ないからな。]

そう言って、また、裝備魔法の、ではなく、完璧創造でもなく聖魔を使った。スティフの造ったソレは皆一度何かで聞いたことがあり、壊れたとまで言われていた、見たことのないソレを、スティフが持っていた。

──そう、それは、勇者伝の一つ、英雄の剣だった──

その様子を見ていた學園生、講師は

[あの、あれって、、、]

[ええ、あれは多分英雄の剣だと思うな。]

[あんなものまで、、、造れんのか、、。]

[なんつーか、もう勇者みたいだな。]

[しかし、さっきと様子が違ったような、、、]

[いんですよ先生。それより面白くなっていますよ。]

[──はああああっ!!]

ガキーン

勢い良く剣と素手がぶつかり合う。

[はは、良いぞスティフよ、もっと楽しもうでわないか]

[そりゃどーも、まだまだこんなもんじゃな、、、]

──ズドオォォン

盛大に土煙が舞う。

この中で一人のが立っていた。

[あ、あれは、學園長!?]

[あ?そーだ、今大変怒っている!!]

學園長は、息を調えてから大きな聲で

[どおおおしてくれるうぅんだあああああああ!!このバカふたりはああああ!!]

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