《勇者と魔王が學園生活を送っている件について》第八章 二話 課外授業 前編
あれから何日たっただろうか───
教室では毎日、人だかりができるくらいになっている。それは、たった一人のために見に來るものだった。
[おいおい、スティフなのか?これが?すっげえ人じゃねぇか!!]
[い、いやー、、そーかの?そーなのか?]
[あ、その聲はフレイヤちゃんか?]
[そーじゃよー、どーじゃこのは!]
自分のをしたから手で支えるように持ちながら言った。
[おぉ!!前より、で、でけえ!!]
[結構気にしてましたもんね。]
クレイド→セイラの順で、そう言った。
[おーセイラー俺、になったみたい。]
[可いから、もうそのままで良いじゃない?]
確かに、考えてみると良いのかもしれない、けど、だけどこの姿だと、、、
[生命力の消費が激しいんだのじゃ。なー]
あっ、聲に出ちまった!!どーするよフレイヤ?
[仕方あるまい、この姿、捨てがたいが戻る他ないのじゃろ?]
その終始を見ていたセイラやクレイド、レイド達はスティフ&フレイヤからし離れて、、
[あの、フレイヤちゃん、マジで捨てがたいけど、、]
[ええそーね、あのスティフは凄く捨てがたいけど、、]
と、クレイドとセイラが言うと、
[いや、皆ちゃんと戻してあげようよ!]
そう言ったレイドの顔を汚いものでも見るかの顔で
[はい出た!顔が良いからってチョーシ乗るイケメンクズヤロー!!]
[良いですか!!レイド!スティフを元に戻してしまったら、もう、、もうあの!!可いすぎるスティフを見れなくなるんですよ!!!!]
熱く語って最後に泣いてしまった、セイラを見てなにも返すことが出來なくて、
[あ、あの、セイラさんすいませんでした!!]
[わかれば良いのよ、、]
と、泣きながらレイドの肩に手を置いてそう言った。
[は、はい、]
[いや、元に戻るから、マジで。]
さっきの話を聞いていたスティフがそう言った。
[別に我は元に戻らなくても良いのじゃよ?まあ、戻るのは、最終手段であり戻らなくても良いのじゃ。]
[ええー、まあ、戻り方くらい考えなくても出來るからいいっか!じゃあ遊ぶぞー。なのじゃー。]
[おおーーー!!]
スティフ達の教室に大きい歓聲が響き渡った。
◇
──それからの休みの日は沢山遊んだ。
例えば、こんなことがあったんたが──
[なあなあ、皆で自給自足のサバイバルしない?]
セイラの言ったことに意外な、、、否、怪訝そうに皆がセイラを見る。二人除く。
[良いなそれ、皆もやろうぜー!!楽しそうじゃのー。]
[私も別に反対はしないわ。]
と、ずっと見てるだけだったステリアがしゃべった!?
[よし!!決まりね!今日からやりましょ!]
[そーだな、、、いいじゃの!]
[[[きょ、今日から!?]]]
[さっ!行こう!!]
[お、おう、、!]
セイラは、笑顔で外出ていった、、
外に出たセイラが窓の方に向かって、
[ほら皆早くーー行くよーー!!]
──そーうして、皆のサバイバルが始まったんだ!
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