《桜雲學園の正不明《アンノウン》》06話 お晝休み2
〈キーンコーンカーンコーン〉
晝休みの半分が終わったことを告げるチャイムが鳴った。やばい、時間がない。そろそろ行かないと。
「......うーん」
  困った、まだ転校してきたばかりの俺にはクラスメイトでも話しかけるのは荷が重い。
「ねぇ」
「......」
どうしようか? 放課後は誰かに道を訪ねながらいくしかないのかな?
「ねぇ?」
「······っ!?」
放課後のことで思いにふけていると、急に目の前に、眉をひそめ心配そうにしているの子の顔が現れた。
「えっと......」
「ごめんなさい、いきなり話しかけてしまって。でも困っているようだったから」
そのの子の顔立ちはとても整っていて、その顔が目と鼻の先にあったのだから、張してしまってもしょうがないだろう。
「図書棟にいくのかしら? 場所はわかるの?」
「いや、それがまだ全然わからなくて......」
「なら案しましょうか? まだ休み時間も殘っていることだし」
誰も頼れる人がいなくて途方に暮れていた俺に、一筋のが差した!
「ありがとう! とても助かるよ。えっと.....」
「神崎よ、神崎 月姫かんざき あかり。名字で呼ばれるのは好きじゃないから、気軽に月姫と呼んでね」
「うん、わかったよ月姫さん。俺の名前は······」
「石崎景いしざきけい でしょ。覚えているわ。それと、石崎くん、〈さん〉はらないわ。同級生なのだし」
「えっと、じゃあ月姫、図書棟の場所を教えてくれないか? それと、他のところも。できる限りでいいんだけど」
「ええ、もちろんよ。時間がないわ。さあ、急ぎましょう?」
俺は月姫に連れられて、図書棟へと向かった。
図書棟へ向かうため、教室を出て階段を降り、中庭を通ろうとしたとき、そこには人だかりができていた。
「またアス研のやつがやらかしたんだって」
「まじか、またかよ」
「そういえばこの前のボヤ騒ぎもアス研の仕業なんだろ?」
そんな野次馬の聲を聞いた月姫は......
「はぁ......、ごめんなさい石崎くん、私し用事ができてしまったわ。図書棟はここを真っ直ぐいったら見えてくる建よ。一つしかないからわかると思うわ」
それじゃ、と月姫は人だかりの中に消えてしまった。
案人がいなくなってしまったが、ここからでも図書棟と思われる建は見えているので、一度確認をした後に教室へ戻ることにした。
図書棟の位置を確認した後、特にすることもなかったので教室に戻ろうとしていると、中庭にはまだ人が殘っていた。
時間もあまりないのでそのまま教室へ帰ろうとしたんだけど。
「あっ、逃げたぞ!」
ん? 誰が逃げただって?
「待ちなさい、奈ころな!」
「だから私じゃないっていってるでしょ! って、うわゎあぁーーー、ストップストップ! じゃなくて、どいてどいてー!」
「えっ?」
なにもすることができなかった。気づいたときにはもう遅く、俺は突っ込んできたの子と一緒に倒れ込んでしまった。
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