《死の高校生活》7話 守るべきもの
俺は未來を知っている。
俺が何かを行に移さなければ、
未來は変えられない。
香は救えない。
もう一度頭を整理して、前の世界のことを思い出すことにした。
部活に行くと、すでに香はいなかった。
そして、松下先輩を探していると、教室から妙な音がした。
松下先輩に會うと、急に告白された。
帰りに教室の前を通ると掃除箱の中からバンバンと音がしたので開けると、中には香が監されていた。
そしてその直後、俺と香は何者かに毆られて死んだ。
おそらく香の監は、俺が松下先輩を探しているときに聞いた、あの教室からの何かを叩くような妙な音が関係していると察する。
部活に行ったときにはすでに香はいなかったことから、それより前に香は監されたと考えられる。
(幸い、香とは同じクラスだから、
 香を連れて一緒に部活へ行けば、香は
 助かるかもしれない!)   
そして、あの急な松下先輩からの告白も気になる。
松下先輩は二をするような人ではない。
もう武下先輩とは別れたのか?
もしくは、、、あの暗くおびえたような松下先輩の表を思い出すと、何か事があったのかもしれない。
どっちにせよ、あの告白も、香の監になんらかの関係があるのかもしれない。
俺は一度死んだ。
そして、「死に戻り」をして、俺は二度目の命をさずかった。
だから、俺には未來がわかる。
俺が死ぬまでの期間は、今からなにが起こるのか、全てわかる。
だからこそ、俺は未來を変えなければ
ならない。
大切な人を救い、悪をあばく。
俺の過酷で苦痛な戦爭が今、始まろうと
していた。
   
どうでしたか?
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見させてもらいます!
次回はついに、タクトの戦が始まります!
果たしてタクトは、未來を変えることが
できるのか?!
では、次回の投稿は2~5日後です。
お楽しみに!
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