《朝起きたら、馴染が悪魔に取り憑かれていた件》#1 俺、高校生活
ジリリリィ!
中學2年から用している目覚まし時計が
朝を教えてくれる。
地獄の冬を乗り越え、ようやく布団から
すんなりとを出すことができた今日この頃。
『徳馬ー!降りてきなさいー!
今日から高校生でしょ ︎』
母が一階から聲を荒げる。
ーーそう。俺、西田 徳馬は今日から憧れの高校生。
この日の為に読んだ青春漫畫は數えきれない。
俺は布団の上に立ち、小さくガッツポーズを決める。
『何してんの?』
『うわぁぁ ︎』ドアから聞こえてきたぼそっとした聲に
反的に聲を、あげる。
『ご飯。できてるから早く。・・・だって。』
冷たい視線を向ける一個下の妹、花凜へ
ぺこりと頭をさげる。
俺が妹へ逆らう日、それはつまりおれの命日だと
思っている。
ー朝ごはんは食べ、新しい制服に袖を通し、
ネクタイをキュッと締める。
憧れの高校の制服。験勉強、おつかれと
中3の自分を褒める。
『お兄ちゃん、花ちゃんのとこ行かなくて
いいの?』
花凜がばっちり決めたセーラー服で言い放つ。
『あー ︎そーだった!』
俺は時計をちらりと見て、猛ダッシュで
玄関へ向かった。
『気をつけなさいよ?』
母が心配そうにそう言った。
俺は新品の靴の紐を結び、立ち上がり玄関の扉を
勢いよく開けた。
『行ってきます ︎』
まさか、夢の高校生活があんな事になるとは
この時、思いもしなかった。
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8 147【書籍化】捨てられた妃 めでたく離縁が成立したので出ていったら、竜國の王太子からの溺愛が待っていました
★ベリーズファンタジーから発売中です!★ 伯爵令嬢ロザリア・スレイドは天才魔道具開発者として、王太子であるウィルバートの婚約者に抜擢された。 しかし初対面から「地味で華がない」と冷たくあしらわれ、男爵令嬢のボニータを戀人として扱うようになってしまう。 それでも婚約は解消されることはなく結婚したが、式の當日にボニータを愛妾として召し上げて初夜なのに放置された名ばかりの王太子妃となった。 結婚して六年目の嬉しくもない記念日。 愛妾が懐妊したから離縁だと言われ、王城からも追い出されてしまう。 ショックは受けたが新天地で一人生きていくことにしたロザリア。 そんなロザリアについてきたのは、ずっとそばで支え続けてくれた専屬執事のアレスだ。 アレスから熱烈な愛の告白を受けるもついていけないロザリアは、結婚してもいいと思ったらキスで返事すると約束させられてしまう。しかも、このアレスが実は竜人國の王子だった。 そこから始まるアレスの溺愛に、ロザリアは翻弄されまくるのだった。 一方、ロザリアを手放したウィルバートたちは魔道具研究所の運営がうまくいかなくなる。また政務が追いつかないのに邪魔をするボニータから気持ちが離れつつあった。 深く深く愛される事を知って、艶やかに咲き誇る——誠実で真面目すぎる女性の物語。 ※離縁されるのは5話、溺愛甘々は9話あたりから始まります。 ※妊娠を扱ったり、たまにピンクな空気が漂うのでR15にしています。 ※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。 ※書籍化に伴いタイトル変更しました 【舊タイトル】愛されない妃〜愛妾が懐妊したと離縁されましたが、ずっと寄り添ってくれた専屬執事に熱烈に求婚されて気がついたら幸せでした〜 ★皆さまの応援のおかげで↓のような結果が殘せました。本當にありがとうございます(*´ー`*人) 5/5 日間ジャンル別ランキング9位 5/5 日間総合ランキング13位
8 96能力しかないこの世界で
舞臺は現代日本に近い平和な國ショパン。その國では2種類の人間がいた。1つはある特殊能力を持つごく1部の人間、もう1つはその特殊能力を持たない多數の人間。特殊能力を持たない人間達(以後無能力者と言う)は特殊能力を持つ人間(以後有能力者と言う)を妬み迫害していた。そんな世界を変えるために主人公、柊和斗とその仲間達が戦う物語です。 ※初投稿になります。未熟な部分が多數ありますが、是非是非コメントでご指摘や感想などをしてくれるとありがたいです。一定の部分までは書いてあるのですぐ進むかも知れませんが、その先は不定期更新になってしまうことをお許しください。
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