《朝起きたら、馴染が悪魔に取り憑かれていた件》#3 デビリアン・ジョーク
(近所にあんな派手な人いったけ…?)
と思いながら、ドアから遠ざかっていくと
突然、制服の裾をグイッと引っ張られ
もちをつきそうになる。
『な、なんだよ!あんた ︎』
俺が角と翼を生やしたの子に詰め寄ると、
『あんたこそ、なによ ︎人の顔見るなり
いきなり扉を閉めて ︎。』
彼の反論に負けそうになるが、
『そりゃ、馴染の家の中だと思った所から
金髪ツインテールの悪魔みたいな格好している奴
がいたら逃げたくなるさ!』
その言葉に彼の顔は氷のように固まった。
『えっ…?』
彼の表に思わず、困の聲をらす。
『あなた…。私の姿、何みたいに見えるって
言った?』
こいつ何言ってんだと思いながらも、
『だーかーら。悪魔みたいって!』
と先程と同じ言葉を繰り返した。
『はぁ〜。まさか、こんなに早く見つかるとは…。』
頭に手を當て、ブツブツ呟くに
本気で心配した顔を向けた。
『で?あんた誰なの?』
これでやべぇ答え言ったら真面目に神科に
電話しようと思った。
彼は青い瞳のキョロキョロさせ、戸いながら、
『宮…園 花…。と言っておくわ。』
よし、神科、決定だよ☆
今日はとんでもない日になりそうな気がして
俺は不安をいっぱいに募らせた。
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