《朝起きたら、馴染が悪魔に取り憑かれていた件》#6 初めましての自己紹介

『そーいや、何で誰も気づかないんだ?』

俺はふと疑問に思ったことを呟く。

気づかないというのは、この奇抜な格好と

角と翼のことだ。

さっきから、サラリーマンや、學生などと、

すれ違っているが、誰も彼を見て、

驚いたりしていない。

『催眠魔法よ。周りの人には、あなたが見慣れて

いる本來の宮園 花に見えてるわ。』

悪魔が魔法を使えることに々驚いたが、

『何で俺には見えるんだ?』

『いるのよ。ごく稀に催眠魔法が効かない

人間が。本來なら抹殺するところだけど、

私はそんな酷い悪魔じゃないから、安心して。』

さらっと言ったその言葉にからの気が

引いていくのをじた。

『こ、殺すって…。そういう魔法も使える

もんなのか?』

『えぇ。まあ、その人に適した魔法屬ってのが

あるんだけどね。…ちなみにわたしは

雷屬と火屬。』

見た目に合ってると言おうと思ったが、それを

言ったらあの世にバイバイしそうだったので

口を押さえた。

『そういや、まだ名前を言ってなかったわね。』

は歩きながら、ちらりとこちらを向く。

『私は、アクア・ロドニー。

アクアって呼んで。』

アクアと名乗ったそのは、手を自分の

置き、そう言った。

『俺は西田 徳馬だ。よろしく。』

アクアに続いて、自分の名を名乗った。

お互いの自己紹介をしたところで、

俺達がこれから通うことになる、

「下川第2高等學校」が姿を現した。

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