《朝起きたら、馴染が悪魔に取り憑かれていた件》#6 初めましての自己紹介
『そーいや、何で誰も気づかないんだ?』
俺はふと疑問に思ったことを呟く。
気づかないというのは、この奇抜な格好と
角と翼のことだ。
さっきから、サラリーマンや、學生などと、
すれ違っているが、誰も彼を見て、
驚いたりしていない。
『催眠魔法よ。周りの人には、あなたが見慣れて
いる本來の宮園 花に見えてるわ。』
悪魔が魔法を使えることに々驚いたが、
『何で俺には見えるんだ?』
『いるのよ。ごく稀に催眠魔法が効かない
人間が。本來なら抹殺するところだけど、
私はそんな酷い悪魔じゃないから、安心して。』
さらっと言ったその言葉にからの気が
引いていくのをじた。
『こ、殺すって…。そういう魔法も使える
もんなのか?』
『えぇ。まあ、その人に適した魔法屬ってのが
あるんだけどね。…ちなみにわたしは
雷屬と火屬。』
見た目に合ってると言おうと思ったが、それを
言ったらあの世にバイバイしそうだったので
口を押さえた。
『そういや、まだ名前を言ってなかったわね。』
彼は歩きながら、ちらりとこちらを向く。
『私は、アクア・ロドニー。
アクアって呼んで。』
アクアと名乗ったそのは、手を自分のに
置き、そう言った。
『俺は西田 徳馬だ。よろしく。』
アクアに続いて、自分の名を名乗った。
お互いの自己紹介をしたところで、
俺達がこれから通うことになる、
「下川第2高等學校」が姿を現した。
【電子書籍化決定】わたしの婚約者の瞳に映るのはわたしではないということ
わたしの婚約者を、わたしのものだと思ってはいけない。 だって彼が本當に愛しているのは、彼の血の繋がらない姉だから。 彼は生涯、心の中で彼女を愛し続けると誓ったらしい。 それを知った時、わたしは彼についての全てを諦めた。 どうせ格下の我が家からの婚約解消は出來ないのだ。 だからわたしは、わたし以外の人を見つめ続ける彼から目を逸らす為に、お仕事と推し事に勵むことにした。 だいたい10話前後(曖昧☆)の、ど短編です。 いつも通りのご都合主義、ノーリアリティのお話です。 モヤモヤは免れないお話です。 苦手な方はご注意を。 作者は基本、モトサヤ(?)ハピエン至上主義者でございます。 そこのところもご理解頂けた上で、お楽しみ頂けたら幸いです。 アルファポリスさんでも同時投稿致します。
8 76【完結】「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄された令嬢の醫療革命〜宮廷醫療魔術師に推薦されて、何故か王國の次期騎士団長様に守られる生活が始まりました〜【書籍化】
《エンジェライト文庫様より発売中!》 サクラ・オーラルはメイル王國の子爵令嬢だ。 そんなサクラにはウィンという婚約者がいた。 しかし、ウィンは幼馴染のモミジのことをサクラより大切にしていた。 そのことについて指摘したらウィンはいつも『モミジは妹みたいなもの』としか言わなかった。 そんなウィンにサクラは徐々に耐えられなくなっていた。 そしてついにウィンから「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄をされる。 サクラはこれに文句がなかったので少し癪だが受け入れた。 そして、しばらくはゆっくりしようと思っていたサクラに宮廷魔術師への推薦の話がやってきた。 これは婚約破棄された子爵令嬢が王國トップの癒しの魔術師に成り上がり、幸せになる物語。 ※電子書籍化しました
8 160裏切られた俺と魔紋の奴隷の異世界冒険譚
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8 188腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが
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