《雪が降る世界》第7話 〜育祭中編〜

「あーあ…また委員會か。」

「なんか思った以上に仕事多いな!」

いや半分お前のせいだからな?部活もあるのにこの始末だ。今のところ真面目に行けてるのは春瀬くらい。ほんとに申し訳ない。前田先輩たちの餌食に…!似たもん同士だから大丈夫だとは思うが。あ、そしたら小瀬先輩の手が回らねえ。

そしてこの委員會というやつが6時過ぎまであってな。しかも週に3回ある。なんなんだよ…。

「駒井君!お疲れ様!」

で、毎度毎度知らねぇ人に聲かけられてしまう。多分、同級生…。向こうは俺のことよく知ってるだろうから。誰ですかー?って。

「七海は、さ…。その、──…なのか?」

「お、なんか最近よく喋ってくれるよなー。

まぁそれに関してはまたいつか話すよ。」

この會話はもうかれこれ10回はしてる。加が帰った後に。完璧なために謎が多いというかミステリアスというか。絶対なんか隠してる。多分。

育祭の日は曇りらしいがどうなるかねー。

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