《雪が降る世界》第25話 〜最後のクリスマス〜
俺がいつか澪にあげたクリスマスツリーが、何故か共同スペースに置いてあった。個人鑑賞的なじて買ったんだけど。
今年も病院の子供たちでクリスマスパーティーをするらしい。今しがた澪から連絡が。俺は何してたかというと。
「こ、ここでご飯食べるのか…?」
「そうだよー。」
春瀬の家で、クリスマスやってる。こんな豪邸にれるとは思ってなかった。世界が違いすぎる。
で、病院の方どうしよう…。行きたいんだか…。
「病院行っていいか?向こうでもやってるから。」
「じゃあこっちは病院から帰ってからにしよっか。明日も休みだし!」
おおお…。長期戦になりそう。今夜は街ごとアウェイク狀態か?
「お待たせ。友達いるけどいいだろ?」
「大歓迎だよ。みんなー、俳優さんが友達連れてきてくれたってー。」
清々しいまでの棒読み相変わらずだな…。しかも俺はまだ俳優なのか。この際七海に丸投げして…。
「トナカイ多くね?」
「俺サンタやってあげるー。」
「キリストはいないんだ。」
やばい、コメントが去年の俺とダダ被りだ…!
「こまは何やるの?」
「え?あー…俺は、えーと…特に何も…。」
「じゃあはい!七海も一緒にサンタ。」
「あぁうん。…こまこっちね。」
「?」
渡された…。著ないとまずいか?俺俳優ってポジションなんです。
まぁ相手は小學生とかだし、別にいいか。って思ったら。
「こっ、これ、ワンピース!!」
「「似合うって。」」
まさか七海…。真っ先にもう片方取ったのって…。こっちがスカートって分かったからか?
「いいじゃん1番小さいんだから。華奢だし?」
「ふざけるな…!」
「顔も綺麗だし?」
「わっ、ちょ、待っ、近い…!」
あっ、後ろ壁だやばい、このままじゃ裝…!
「手伝ってあげるよ七海!」
うわ、加とか來たら終わりなんだけど。
最終形態。結局負けてしまった…。
「「「かっっわいい!!」」」
可いじゃねぇよ!足がスースーする…。子はいつもこんな覚なんだ…。あんま験したくなかったな。
「璃久、こっち向いて」
はぁ…今度は何?
「ありがと。バッチリ撮っといたから。」
「はぁ?!」
「おう、俺らも連寫したぞ!」
「はぁ?!」
な、なんてことを…!
「なんか…璃久って、そんな顔もするんだね。楽しそう。プルプルしてるけど。」
「いやいや恥ずかしいことこの上ないっての…。」
「確かに…。顔すげえ赤い。」
「誰のせい…!」
「振り解けなかったお前のせい。」
「違うだろ!?」
こんな狀況見ても平常運行とか最悪…。俺だけ喚き散らしてるとか、もうキャラ崩壊。
ちょっと待て。瑠璃とかいないよな…?さすがにこれはダメだよな…?
あ。
「終わった…。」
「何が?」
「璃久…!」
目が合った…。瑠璃だけには見られたくなかったなぁ。俺の醜態。どうしてくれんだ加。
「いいんじゃない?」
「なわけあるか…。著替えていい?」
「へぇ、この小學生達の視線を無視するか。」
タチ悪い…!
「うるせぇ。子供に変なもん吹き込むな。」
こんな小さい時から裝見せられる立場になってみろ。俺なら全力で逃げるわ。
「…璃久、ナースコール…。」
「もう押したから。」
「え?!何?!」
俺が知らないうちに七海が押してた…。
「こま…。俺の予想。」
「うん…?」
「もう知ってるかもだけど、念押しとく。年明けは無理。」
「なんでさ…一緒にいた時間ないのにわかるんだよ。」
「鍛えられてるから。」
そうだよなぁ。俺も基本知識くらいは持っとくか…?
いや澪は基本じゃ太刀打ちできねーや。
「ついでに言っとくと、瑠璃さんは澪より早い…。」
「は?」
だからなんでそこまでわかるんだよ…!
「今日クリスマスだから。」
「そうね。」
これ…家に1人だったら泣いてるかもしれねぇ。最後の、か…。
母さん達…來るとかそんなミラクル起こるかな…。
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