《日々》第2話 學校へGO!

「おはようトモキ」

このいきなり登場してきたのは僕の母だ。

「今日は早いわね」

そんなことを口にする。

『そりゃ學式だから當たり前じゃないか!』

と言いたかったが言わなかった。

「お弁當用意したわよ」

「昨日も言ったけど今日學式だから弁當は……うわっ……。」

午前中で終わるから弁當はいらないと言おうとしたが、弁當の中がめちゃくちゃ豪華だったのでもったいないからいただくことにした。

とまぁ、ご覧いただけば分かるように

僕の母ものすごく天然。さぞかし「鰤ぶり」であったらめちゃくちゃうまいだろう。

「いってらっしゃい!」

そう言われ家を出た。

が、途中で忘れに気づき引き返した。

結構時間がギリギリになってしまったので、駅の階段をダッシュしていると、

「いてっ!」

そう聲が聞こえた。

どうやら僕のカバンがぶつかってしまったらしい。

「おっ、トモキじゃないか。お前も中瀬高校か?」

そう言ってきたのは中學の時の同級生。

ヒデトだった。

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