《日々》最終回 変わる何か

【昨日の試合後】

『ヒロキどうでした?』

「うわっビックリした!いたのかジンヤ。」

『人を幽霊みたいに言わないでください。そりゃ僕もこの卓球部2年のリーダーですからね。』

「そうか。」

『はい。で、どこから初心者じゃないって分かったんですか?』

「素振りかな?」

『マジすか』

「まあな。でも、確信したのは結局試合の後かな?始まってすぐ、癖がでていた。卓球はとても繊細なスポーツだからな。例え一つのボールを取っても一つ一つ癖があるだろ?だからプロの人でも試合前にを確かめる。ボールは人間が作っている工程もあるけど機械が作っている。人間と言えどその分野はプロだろ?そんな最先端技でも癖を隠せないのに普通の高校生が癖を隠せるわけないだろう?」

『確かにその通りですね。』

「じゃあみんな聞いてきれ!昨日來てくれた1年生達みんながこの部にってくれた! 今日から一緒に練習する仲間・・だ! みんな!! 仲良くしてやってくれよ!!!」

『はい!!!』

それから今まで無気力だったトモキが卓球に熱中した。そう今、彼の青春が始まったのだ。

END

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