《男子が子生徒として高校にりハーレムを狙っている件(仮)》夏樹は何だかんだで純粋君です。

私、皇 亜麻音(16)には婚約者がいます。

その子の名前は花間夏樹ちゃんっ!

私とは稚園が一緒で、小、中學校と、

違いましたが、城ヶ崎高校にる事は

もう事前に確認済みです。

その方法は今は言えませんが...。

私が夏樹ちゃんと婚約したのは

稚園の時......

「先生ぇ。私ね、夏樹ちゃんと

結婚するんだぁ!」

「あらそうなの?夏樹ちゃん」

稚園の先生が笑いながら言う。

「そうだよ。私もね、亜麻音ちゃんと

結婚するんだよ」

「約束だよ。夏樹ちゃん!」

「うんっ。約束。ずーっと約束!」

こんなじにしました。

高校からはずーーーーっと一緒。

だって人同士だもの。

でもさえあれば関係ないよねっ!

※                                  ※                                 ※

「この高校は質実剛健を校訓にして

おり、クラブに勵み、勉學に打ち込む

生徒像を理想としていて......」

ハァ......心底どうでもいいよな

校長の話って。

理想論ばかり語って、學べるものなんて何も無い。

城ヶ崎高校第30回學式。

俺はもちろん新生の子列に座っている。

...んでもって俺の後ろに座っている、

つまり、俺と同じクラスになる

皇 亜麻音は俺の稚園の時の同級生。

コイツとは稚園の時に仲が良かった

ような気もしなくも...ない。

まぁ稚園の記憶など俺の心という

ハードディスクからは消去されて

いるけどな。

でも...何かが引っかかる。

何か大事な出來事が、

コイツとの間にあったような気が

微かながらする。

その記憶は暖かくて、幸せで...。

思い出せない自分がもどかしくて

イライラする。

ツンツンッ...。

後ろから皇が肩をつついてくる。

「どうしたの?」

小聲で問うが、答えもなく、

それどころか振り向いた瞬間に

プイッと目線を逸らされた。

こ...これかっ?これが...あの

ラノベの世界でもテンプレとかし

今もなお絶大な人気を誇る

(作者の個人的意見です)

ツンデレってやつか!

ツンツンッ...。

またつついてくる。

なんだよそれ...可いじゃんか

そのかまって的な態度。

こんな験、男のままじゃ

出來なかったな。

(※夏樹は転換しておりません)

「校長先生、ありがとうございました

次にPTA會長  権田薔薇左之助様より

式辭です」

まだ続くのかよ。

でもそれってこの皇からの

『かまってⅹ2攻撃』

をまだ楽しめるって訳で...

その生徒會らしき男子生徒

が放った言葉は福音だった。

皇からの『かまってⅹ2攻撃』

をそれから小一時間ほど

楽しんだ俺だったが

その描寫は退屈なので割

させて頂く。

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