《殺人狂の隣に》3,靜寂の日

『今日未明、またも、〇〇市で殺人事件がありました。被害者は川橋高校3年、遠野彰さん。鋭い刃のようなもので複數回刺されており…』

噓だ!噓だ!遠野…?遠野が死んだ???俺の頭はぐるぐると周り急なことに頭が追いつかない。めまいがする頭痛がする。奏にメールしないと…。奏は獨り暮らしだから…。

《殺人事件がまたあった遠野がやられた……。正直俺も怖いけどお前も気をつけろよ。》

だめだ…バタッ。

「殺すぞ!殺すぞ!橘!クソが!金もってこい!」

「今、金はないから…。」

ドンっ!

「痛いっやめろ…。」

「口答えすんな!クズの分際であぁ?死ねよ!キモいんだよ!」

ボコボコ!どっかーん

「あああああああ」

今は…何時だ?気づいたらもう、よる7時だった。俺ってそんな寢てたのか…。気分ワリィ。あーあ未だにあんな夢見んのかよ…。忘れてるつもりでも脳にはインプットされてんだろーなー。もう食もない。でも流石に寢れるわけねーし。アニメでも見るか。どうせ一週間休みなんだし。ゲームもできるし天國天國。でも、外出できねーから奏とあえねーわ。

この一週間、事件が起こることはなかった。ひどい恨みを持って殺したとか言ってたからもう殺す対象なんかいなくなっちまったんだろ。復讐完了ってわけか。そう思っていた…

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