《殺人狂の隣に》5話,闇との狹間

テスト期間は無事に過ぎ、何事もなくさらっと終わっていった。相変わらず奏は様子がおかしい。し元気がないようなじだ。警察ももう事件は起きないだろうと言っている。もう進路決めの時期なのに心は落ち著かない。奏は目撃者として話を聞かれたらしい。ったく。殺人鬼め!

「明日翔君。事聴取疲れた〜。」

「そっか。話したかったらでいいんだけど、どんなことがあった?」

「あのね、言いにくいんだけど…警察の人がこう言ってたの。」

「あなたは遠野さんに狙われて襲われていたんですか?」

「え?どういうことですか?私は近所のコンビニに來ただけです。」

「遠野さんは…このあたりで有名なガラの悪い人でしてね、金をだまし取ったり、に手を出したりと素行が悪かったと…」

「え?遠野が?なんで?」

「これは………事実だよ…。本當に申し訳ないけど…。明日翔君は優しいし大人しいから標的にされやすかったのかも。警察の人がそう言ってた。」

「そんな…じゃあ遠野は俺をだましたのか?遠野は………。」

「私も信じたくないけど」

遠野…どういうことだよ…。俺は、何をしてきたんだ。でも遠野が憎めなかった。遠野にもきっと事がと思った。でもこれが事実なら犯罪者は事があれば罪に問われないのかと。そうすれば殺人鬼も事があることになる………。誰かを守りたい気持ちと正義が湧いて気持ちがごちゃごちゃになってしまった。

「そろそろ帰ろっか。」

「ああ」

俺は一人で歩いていく。あーあ!今日は日曜日。明日は學校か。この辺は田舎だから、徒歩で通學してくる奴が多い。ときには小學校から同じという人もいるそう。まあ、そんなことどうでもいいけど。俺は玄関の鍵を開け中にっていった。さーてテレビでも見るか!

『〇〇市連続殺人事件の新報です!』

ん?犯人報か…?

『防犯カメラの映像など様々なものを分析した結果、犯人は長150cm臺、、またパーカー姿で、紺のスカートを履いていたそうです。そして、土地勘があり、事件周辺のことについては詳しいことから事件周辺に住んでいるのではないかと言うことです。』

まじかよ!?奏でが余計に心配になってきた!俺は急いでメールをした。その後、30分も電話してしまった。その後、ご飯を食って、風呂にって寢た。

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