《殺人狂の隣に》8話,正
また事件があって、みんなはもう警戒狀態。奏とはなぜか連絡が取れない。そんなふうに奏でと事件の関連や事件解決のことを考えていると、いつの間にか冬休みはもう終わりに近づいた。あーあ。こんなことに時間を使ってしまった。俺は事件の共通を考えてみた。全部、夜…同じような場所…不良…格の悪いやつ…。々と考えた。遠野が殺されたのは、コンビニの近くの空き地。そこは不良の溜まり場だった。空き地だし、ここはど田舎なんだから、街燈もない。奏は見たんだろ…?何かヒントを言ってなかったか?もう思考がめちゃくちゃになった頭をかしてフル回転させ、全力で考える。この街の人たちを殺していった犯人を探し出し、奏を恐怖から開放し、日常を取り戻すため。そういや、サバイバルナイフって言ってたよな?でも、ニュースでサバイバルナイフだなんて言ってなかった。それに、あそこは、街燈がないし、サバイバルナイフなんて普段見ない………。え?俺は出てきた結論に困した。でもそうとしか思えない。考えたくもなかった。奏が犯人だったなんて。どういうことだ…。奏に犯人かどうかなんて聞けるわけないし、連絡取れないし。クソッ!
ピロリン
ハッ!電話…。
「もしもし?」
恐る恐る電話をする。電話の相手が連続殺人犯かもしれないなんて…殺人狂…だなんて。
「ねえ、明日翔君。もう、私達、おしまいなの。」
「それってどういう意味…」
ここで別れ話かよ
「あのね、もう、おしまいなの。全部だめ。巻き込まないようにもうお別れを告げるしかないの。楽しかったよ。私は遠くて近いところにいくの。今夜ね。そこでもうおしまいよ。」
「待てよ!なんで急に!どうしたんだ!事件に…」
「じゃあね。今までありがとう楽しかったよ。これ以上いると、もう、あな
たが終わってしまう。だから、バイバイ。」
ツーツー
え。もしかして、こいつが事件の犯人だったら、俺が…困ると思って…どこかに逃げるのか?今夜、おしまい…。バレるってことから…。なら、もしかして!俺は著替えて、全力で空き地に駆け出した。まずい!これ以上人を殺さないでくれ!
ハアハア。もうずーっと。路地裏から見張っている。
「ちょっと!君!何してるの!?お名前は?」
まずい…警察…
「あ~ちょっとブラブラしてるだけです。えと、橘明日翔です。」
「署長の息子さん?危ないから早く家に帰りなさい!」
「はーい」
そう言われて帰るものか。俺はまた、見張りをした。そして、深夜0時。不良どもやガラの悪そうな奴らが集まってきた。ゴホッ。タバコくさい。不良どもは會話し始めた。
「あいつまじでクズすぎ!次、どうする?四階から落とすか?」
「流石に死ぬだろ!俺ら死刑になるぞwww」
「バレなきゃいいんだよ。バレなきゃ!」
「そういや〜最近殺人狂とか言って話題だよな。」
「そうだぞ!殺人狂がナイフ持って殺しにかかるぞ!」
「ダイジョーブだっつーの!犯人ってだろ?ワンパンでアウトだって。つーかに負けるようじゃ恥ずかしいぞwww」
「それもそうかwww」
その瞬間出てきたのは奏だった。ナイフを振りかざしたその時。俺は、走ってその場に出た。でも遅かった。あいつはすぐさまそこにいた奴らを刺し殺した。
「おい!」
「え、明日翔君?」
そして、殘りのやつが狼狽えながら逃げようとしたが奏は容赦なくナイフを振りかざし滅多刺しにした。
「いったでしょ。もういいのもういいの!」
奏は聲を荒げた。もう奏には見えなかった。しかし、その中で、奏にはおかしな質問をした。
「奏…俺を殺すか?」
「もちろんよ。見られたからね。」
といった。俺は覚悟をした。正直。走るのが遅い俺は勝てる気がしない。でも、ここで死ぬのは避けたかった。ああ。人に殺されんのか…。と思った。その瞬間、奏の右手がいた。そろそろかと覚悟をしたが…
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