《僕はまた、あの鈴の音を聞く》No.9 メール
僕と神崎が教室から出た後のこと。
僕が家に帰ると、午後6時30分を過ぎていた。
僕の家の門限は、6時30分と決まっており、それを破るとあるペナルティが課される。
「.......ということで、今日しんは夕食抜きね」
「すみませんでした!」
妹に土下座をする兄。これは、客観的に見てどう映るのだろう?
ーとんでもない絵面なのは確かだが......
その後、必死の土下座により、なんとか夕食抜きという自は間逃れた。
しかし、茜が急に熱を出してしまい、僕は數時間看病した後、切らしたマスクを買うため、家の近くにあるコンビニへと立ち寄った。
「流石に、寒いな。もう11時過ぎてるし、そりゃそうか。おっ、あった。これで良しと.......」
無事マスクを購し、店を出ると二つの人影が遠くに見えた。
一人はよくわからないが、もう一人は神崎冬夜と酷似している。
「近づいてみるか」
その時、ポケットの攜帯が振した。
「誰だ?こんな時間に.......って、神崎から......。何なに.......ふむ、それもそうだな。『了解した。』っと。あれ、いと......穂波からも來てる。『今日言おうとしたことって、何?』.......とりあえず、『今思うと、そんなに大切なことじゃない。気にしないでくれ。』送信っと.......これでよし」
僕がメールの返事を終えると、神崎らしき人の人影は消えていた。
「明日直接聞いてみるか」
そして僕の一日がようやく終わった。
私、伊藤穂波が家に帰ったのは、7時を回った頃でした。
「ただいまー」
「お帰りー、お姉ちゃん」
「ただいま蛍ほたる私ご飯食べてるから、部屋にいるね」
「うん、パパとママに言っとく」
「うん、お願い」
その後、私は自分の部屋へと向かいました。
私の部屋は、ベッドと勉強用の機。そして、いくつかの本のみと、割と何もない部屋です。
「そういえば今日、しん君何を言おうとしてたんだろう。明日聞いてみようかな......あ、そういえば、メアド換してたんだ」
攜帯を取り出し、しん君にメールを送ります。
送信まで、20分近く誤字を確認していたのは、緒です。
『今日言おうとしてたことって、何?』
悩んだ末、というか悩み過ぎた結果、結構素っ気ない聞き方になってしまいました。
「まぁ、流石のしん君でもすぐ気付いて返信してくれるよね」
などと考えつつ、時間が経つこと4時間が経過しました。
そして時刻は、11時を過ぎていました......。
「.......遅い。もう寢たのかな」
その時、メールが屆いたことを知らせる、ピコンという音が鳴り、私は咄嗟とっさに攜帯を確認しました。
「えーと、『今思うと、そんなに大切なことじゃない。気にしないでくれ。』えっ、ちょっとどういうこと?そんなの気にならない方がおかしいでしょ!」
もう一度聞いてみようかと思いましたが、また返事を待つのが面倒なので、明日問い詰めることにします。
そして、私、伊藤穂波の一日が終わりました。
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