《僕はまた、あの鈴の音を聞く》2章 No.4 初めまして○○○です...
「それじゃあ、しん君、朱莉ちゃん。また明日」
ー15:00分ジャスト。
その時刻に意味はないが、僕が帰り際に、時計を見ると偶然その時刻だった。
これはツイてるというやつだろうか。
そしてそのまま、僕らは家へ徒歩で帰る。
「あ、しん、朱莉ちゃん。ちょうどいい所に帰ってきたね」
家へ帰宅すると、ドタバタと足音を鳴らしながら茜が現れた。
「ちょうど良いところと言いますと?」
木霊が尋ねる。
「今ね、しんにお客さんが來たんだ」
「僕に?」
「とにかく、早く上がって」
茜に手を引かれ、僕はリビングへとむかう。
そこにいたのは、見覚えのない人• • • • • • •。
制服を著た、學生だった。
そして、僕に気づいた彼はこう挨拶した。
「初めまして• • • • •。私、嬉野紬と言います」
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【書籍化いたしました!】 TOブックス様より 1、2巻が発売中! 3巻が2022年6月10日に発売いたします 予約は2022年3月25日より開始しております 【あらすじ】 鷹嶺 護は幼馴染達に誕生日プレゼントとして、《Endless Battle Online》通稱《EBO》と呼ばれる最近話題のVRMMOを貰い、一緒にやろうと誘われる 幼馴染達に押し切られ、本能で生きるヒャッハーな幼馴染達のブレーキ役として、護/トーカの《EBO》をライフが今幕を開ける! ……のだが、彼の手に入れる稱號は《外道》や《撲殺神官》などのぶっ飛んだものばかり 周りは口を揃えて言うだろう「アイツの方がヤバイ」と これは、本能で生きるヒャッハーな幼馴染達のおもり役という名のヒャッハーがMMORPGを始める物語 作者にすら縛られないヒャッハー達の明日はどっちだ!? ※當作品のヒャッハーは自由人だとかその場のノリで生きているという意味です。 決して世紀末のヒャッハー共の事では無いのでご注意ください ※當作品では読者様からいただいたアイディアを使用する場合があります
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