《魔法科高校白百合學園底辺クラス1年C組〜実力で示してみろよ〜》喜んで協力します
 合同授業、ねぇ__。
   俺は食堂の隅の席で焼きそばパンを食べながらまた一つ溜め息をつく。
「どうしようかねぇ…」
正直、まだ疑問がある。これは合同授業の件ではない。"底辺"についてだ。
  底辺が居るから學園の品が落ちる…なら作るなければ良い。そんなの誰でも分かりそうなことだ。
それを分かっていて底辺というクラスを作ったのは何か理由がある___なんて、考えすぎかもな。
「戻るか…」
俺は席を立ち、その場を去ろうとした。
「千葉 晴生さん、でしたよね」
「えっ…」
確かに今俺の名前を?でも俺のことを呼んでくれる友達なんて居ないはず…。
  
「すみません、盟です。篠原 盟」
そう言い、天使のような笑顔を俺に向ける。
「確かに千葉ですけど。な、何か用ですか?」
子とまともに話したことがなかったから上手く話せない。 
「し相談があるのですが…よろしいでしょうか」
何でまた俺なんかに…。
「俺より倉橋…だっけか。そういう奴に相談した方が良いと思いますけど」
「考えたのですが人気があるらしく、囲まれていたので…」
「それなら小塚さんは」
「小塚さんも囲まれていたので」
余った俺に相談しに來たのか。悲しいな。
「それで…相談って何ですか」
「実はですね…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…それで、協力してほしいと」
「そうです」
簡単に容を説明するとこうだ。底辺から出する手伝いをしてほしい、と。
  て言ってもな…。
「あいにく、俺は底辺とか気にしてるわけじゃないし…それなら後から倉橋とかに頼んでくれないか」
と言っても、一番の理由は面倒くさいから、だが…それを言ったら怒られそうだ。
「ダメ、ですかね……?」
「いや、俺で良ければ協力する」
人に上目遣いされて勝てる男子はこの世に存在しないと思うのは俺だけだろうか。
俺という人間は…全く。
「それにしても…千葉さんは面白い目をしてますね」
「は、はい?」
そう言い、篠原さんは俺の顔を覗きこんでくる。可い。
「__貴方も私と同じ、ですね」
「同じ…とは?」
「…いえ。何でもありません」
意味深だな…。あれか?目を見ただけで俺が種神屬だって分かったとか?だとしたら笑えねぇな…。
「あ、あの人たちって生徒會じゃないですか?」
俺は篠原さんが向ける方へ目を向ける。
  目をむけた先に居たのは5人の集団。
男3人と2人…か。意外とないんだな。ていうか…
「制服が違う…」
ネクタイが一般生徒よりし豪快だな…生徒會仕様のやつがあるのか。
「ふむ…次回の合同授業はあの人達とやるんですね。確か全員種神屬でしたか」
篠原さんは生徒會に興味津々のようだ。生徒會なんて面倒なやつに興味あんだな…。
「___中々、楽しくなりそうですね」
その時の篠原さんの表かおどこか暗く、不適な笑みだった。
_____あの時・・・の俺に似ている。
(嫌なこと思い出しちまったな……)
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