《1分の時があれば》嬉しくないLINE

谷敷すずと言えば、學當時からとても人で男子たちからモテている。だが、すずは彼氏を作ったことが一度もない。理由は知らないが、どんなにイケメンであろうと、學力を持っていても、つき合っていない。

▽寢坊しちゃった!一緒に學校行かない?

なぜこの半分キャ、いや完全キャにLINEが來たのは正直びっくりした。僕とすずの接點はない。あえて言うならば、高校一年生の時の文化祭で同じ係で、意外と家が近い事で盛り上がったぐらいだ。

▼なんで俺と?

面倒くさがりながら、LINEを返すとすぐに既読が付き、返信が返ってきた。

▽だって、毎日遅刻してるしょ?

▼だからってなんで俺?

▽なんか、近道とか知ってるかなぁって。

僕は呆れた。そんな理由でわれていると思うと余計面倒くさくなった。

▼今日、休むから一人で行って。

そう伝えると既読が付いたが、返信が返ってこなくなった。良かったそう思い、一息つく。が、それもつかの間だった。

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