その次の日、夜はよく眠れなかったのに朝は死んだように寢ていた。気が付くと、朝の十時だった。

「ふぁぁ。よく寢た。」

いつもなら朝、父が起こしに來るのに今日來なかった事にし不安を抱きながら、ご飯を食べに食卓へとをかす。そうすると、食卓の上にはいつも通りのご飯と一切れの紙が置いてあった。紙には、「自分で考えて行すると良い。ラッキーアイテムは、笑顔。」なんて、書いてあった。

「アイテムなのに、笑顔って。」

一人で笑いながら朝食を食べ、顔を洗い。ふと時間を見ると十一時。なのになぜか、今日は學校に行きたい気分になった。支度を整え、學校へ向かう。周りからの目は冷たく痛いが、それも嫌ではなかった。學校へ著き校にると、晝休みのようだった。僕の事を見た擔任の南山は、一目散に僕のところに來た。

「今すぐ職員室に來なさい。」

その言葉は、心の奧底に響いた。