《1分の時があれば》自分の力

「一度だけ言うから、良く聞いてね亮。亮は夢の中で、自分が強くむ人と一分間だけ話が出來るの。その、能力は亮と、亮の近なところにもう一人いる。その能力を上手く使ってね。」

「もう一人って、誰だよ。てかなんでそんな事を知っているんだよ。意味が分からない。」

「これから、辛いことがたくさん起きるかもしれないけど頑張って。」

「まって……。」

そういいかけた時、夢から目が覚めた。自分でも信じられないが、確かに僕は母親と話をしていたらしい。その事を學校の友達に言っても、信じてもらえないだろう。しまいには、クラスから孤立してしまうから言わないようにしようと、心の中で強く誓った。その日は、自分の能力についてで頭の中がいっぱいだった。夢の話が本當だとすると、わかったことが三つ。

Ⅰ 夢の中でだけ自分が強く願った人と話せる

Ⅱ その會話は頭の中に殘る

Ⅲ 夢の中では一分だけど、現実だと一晩になる

やべぇな自分と思いながらそノートにまとめておいた。今日の夜は父に試そうと思った。

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