《學園の男子が、俺以外全員男の娘だった件!》#1-8
途中ハプニングはあれど式典は恙無く終了し、
それぞれのクラス割りが外へり出された。
(嵌められ、親にも先生にも・・・チクショー!)
一樹は頭を抱えて育館の隅の方で項垂れていた。
「おい!一樹、どうした気分でも悪いのか?」
「あぁ、早乙先生・・ってあなたも男の娘なんですよね?」
「ああ、もちろんだ!」
「ではその緩やかな曲線を描く二つの膨らみは何ですか!」
「なっ!的な発育は人それぞれであり、
私はたまたまの発育が良かっただけだ!
まったく、先生に向かってなんと無禮な。」
「俺はなんと言われようとも信じない、
この目で確かめるまでは!」
一樹はその場から走り去ってしまった。
早乙は顔を赤くして足早に職員室へと戻った。
大好きだった幼馴染みに彼氏が出來た~俺にも春が來た話
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