《學園の男子が、俺以外全員男の娘だった件!》#1-18

ホームルームが終わり、一樹と和馬は

職員室へと向かっていた。

「失禮します、1年2組の青鷺です。

紅先生はおられますか?」

「おお!二人ともっておいで。」

奧の応接間の方から紅が二人に手招きした。

「ホームルームではすまんかったねぇ。

一樹に絡んできたあの生徒は、

この學園創立の際出資してくださった丹下財閥の

ご令嬢、丹下 琴葉たんげ ことはさん。」

「あの丹下財閥のですか!?」

和馬が目を丸くして驚く。

「ええ、かなり過保護に育てられたとかでね

自分の思うようにならないと、何をしでかすか

わからない困ったちゃんやね。」

「あの格じゃなぁ先生も新學期から何かと

大変ですね。」

一樹はやれやれと笑った。

「おまけに君までウチのクラスやからなぁ、

まぁでも一樹が自ら別室での授業を言い出してくれたの

不幸中の幸いやったけどな。」

「それで俺たちの部屋はどこになるんでしょうか?」

一樹は紅に自分たちの授業をけるための部屋が

どこなのか尋ねた。

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