《學園の男子が、俺以外全員男の娘だった件!》1-20

二人が靴を履き替え昇降口出ようとしたその時だった。

「そこの新り君!ちょっとつらかしてもらおうか?」

後ろの階段の方から誰かが一樹に聲をかけた。

「俺ですか?」

「お前しかおらんやろ?そっちのおかっぱははよ帰り。」

「・・僕たち今から用事あるので!」

和馬はとっさに一樹の腕を引っ張った。

「チビはすっこんどき!俺はそいつに要があんねん!」

「やっぱ俺ですか・・つかあなたは?」

「ん?あぁ俺は南條 千夏なんじょう ちなつや。

付いてきてくれるな新り君♪」

千夏はそう言うと一樹の腕を摑み2階へと連れていく。

「和馬!大丈夫。今日は先に帰ってくれ。」

「・・わかった、気をつけてね。」

和馬はそう言うと靜かに校舎を出て行った。

「んで、俺に何の要ですか?」

「君さ!ホンマもんの男子やろ?」

「ええ、この學園の子達とは違う一般的男子ですが・・。」

「じゃあ、ファッションとか読んでる漫畫とかも

一般的男子のものってことよな?」

「ええ、そうなりますね。」

千夏はさっきまでのヤンキーのような雰囲気とは

違い、子供のような目で一樹をまじまじと見つめる。

「よかったー!俺実は趣味とかファッションが

一般男子よりでな、學園でそう言う話できる友人が

誰も居らんなのよ!

でさ、君に是非友達になってしいんよ!」

千夏の言葉は一樹にとって、とても嬉しいものであった。

「なんだそんな事ですか?てっきりお金でも巻き上げられる

のかと思いましたよ。そいう事なら喜んで!」

一樹は學園初日にして二人の男の娘の友人ゲットしたので

あった。

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