ユキと一緒に暮らすことになってから翌日のことである。

ユキは俺たちと同じ求人部にることになった。

なぜ急にることになったのかはなんとなく分かった。

六花が無理矢理部させたのだろう。

前から『部員増えないかなぁ〜』って言いながら悩んでたし。

それはそうと、放課後。

俺と月、、そして強制部させられたであろうユキは第二グラウンドに呼び出されていた。

「なぁ、なんで今では空き地と化して生徒や先生たちまであまり立ちらない第二グラウンドに呼んだか知ってるか？」

俺はそうみんなに聞くと、それぞれ首を橫に降った。

「服っていうのもなんか変だよね？」

たしかに。

月が言うように俺たちは全員服で來いと言われていた。

いったいここで何をやるのか、今の狀況を見てもさっぱり分からない。

「お待たせ〜」

俺たちが何をするか考えている時だった。

武道館側から一人のが小走りでやって來た。

そのは言うまでもない六花である。

そして、六花もこれまた服。

両手には…………水のったバケツ？

「おい、六花。これから何をすんだよ」

俺は抗議の意味も込めて、し強い口調で言った。

すると、六花は俺のし強い口調は気にもせず、ニコニコしながら言い放った。

「今から皆さんには冷たーい水を頭から被ってもらいます」

何を言ってらっしゃるのかまったく分からなかった。

――ついに壊れたか？

それは俺以外のみんなも同じ気持ちらしく、口をポカーンと開けたまま固まっていた。