《俺の高校生活がラブコメ的な狀況になっている件》第62話
気まずいクリスマスパーティーのような夕食が終わり、いつものような夜を過ごした俺たちはいつもよりし早い時間に寢ることにした。
今日は特にいたというわけでもないが、疲労がいつも以上にする。
自室に続く階段も足に重りが付いているのではないかと錯覚させるぐらい一段一段登るのが辛い。……そういえば朝、學校に登校して教室に続く階段を登る時もこんなじだなぁ……。みんなもない?朝の學校の階段、足が重くじない?
そう思いながら足をかしていると、自室の目の前まで辿り著いた。あとはドアを開けてベッドにダイブするだけ。これで今年のクリスマスともおさらばだ!
と、思っていたが、ドアを開ける前にあることに気がついた。
「そういえば……プレゼント換してないなぁ……」
六花が言っていた予定では寢る前にプレゼント換をするはずだ。
でも、俺たちはそれを忘れて今寢ようとしている。
……うーん。
伝えた方がいいのかな?
「仕方ない……呼びに行くか……」
ドアノブにかけた手を離し、その隣にある六花の部屋へ足を進めた。
六花の部屋の目の前に著くと、ドアの隙間から微かながれていた。
どうやら六花は起きているようだ。
その事が分かれば、ひとまず一安心。
寢ていたらなんか……起こすのが申し訳ないからね。
俺はノックを軽く三回した。
すると、部屋の向こうから可らしい聲がした。もちろん六花の聲。
「はいはーい」
「よう……」
軽く挨拶をして俺は忘れていたプレゼント換の話をした。
「ああ!忘れてたね!」
六花は本當に忘れていたらしくテヘペロと方目を閉じて舌をし出した。
俺はその反応を見て、ペコちゃんのモノマネかと思ったが……うぜぇ。毆りてぇ。苛立ちというが出てきたのはなんでだろうね!
まぁ、六花はこれぐらいとして次はその向かい側にあるユキの部屋に軽くノックをした。
ドアの隙間からは微かなはれ出てなく、部屋の電気が消えていることが分かる。
となると、ユキは寢ているのだろうか?
そう思ったが、部屋の中から聲が聞こえた。ユキの聲だ。
「るぞ。……って?!」
部屋にるとともに明かりが著いた。ユキが著けたのだろう。
でも、それと同時に部屋の中が明かりで照らされ、機やベッド、可らしいうさぎのぬいぐるみが見える。……で、見えるのは見えるのだが……俺の目にはユキのも見える。
妹とはいえ、義理だ。
法的には結婚しようと思えばできる。
よくラブコメのアニメでも義理の妹がヒロインっていうことが最近多い。
世の中は義理妹が流行ってる。
すなわち…………俺は一なにが言いたいんだあああああああああああああああああ!!!
頭が真っ白になって分からなくなった。
その間にユキは抱きついてくるし。
ユキのらかなが服越しで伝わってくる。
「ねぇ、知ってた?義理なら兄妹でも結婚できるんだよ?」
「し、ししししってりゅよう!」
近い近い近い!近すぎてめっちゃ噛みまくったよ!
これは……ヤバい。非常にまずい。
このままでは理が持たないどころか崩壊して襲ってしまう!
もう……助けて!アン〇ンマーン!
「お兄ちゃん……ここ……いよ?」
「ど、どどどどこしゃわってりゅんだ!」
気がつけばユキの手は俺ジュニアにれていた。
り方がエロい。って、ってる時點でエロい。
え、なにこれ?エロ同人誌のなんかですか?
さらに頭が混する俺。
息遣いは荒くなり、同時にユキの呼吸も荒い。
ユキの息が首筋に當たり、さらに変な気分になってしまう。
……………………終わった。
俺の初夜はこの日だったか。
あんなにクリスマスにカップルがあんなことこんなことをするのはいけないと批判していたこの俺が。
まさかこうなるとは……。
さらば貞!はじめまして初夜!
【書籍化】左遷された無能王子は実力を隠したい~二度転生した最強賢者、今世では楽したいので手を抜いてたら、王家を追放された。今更帰ってこいと言われても遅い、領民に実力がバレて、実家に帰してくれないから…
※書籍化が決まりました! 電撃の新文蕓様から、2022年1月発売! 主人公のノアは、転生者。 前々世では剣聖、前世では賢者として活躍していたのだ。 だがずっと働きづめにされており、もう英雄なんてうんざり! ある日ノアが死んで目覚めると、今度は王子として生まれ変わっていた。 高い魔法の才能と、剣聖の剣術の実力を秘めていたが、また忙しい日々を送りたくなかったので、ノアは全身全霊をかけて無能のフリをした。 そして、15歳の誕生日。 スキル鑑定によって無能であることが判明(実は隠蔽スキルで隠していただけ)。 晴れて追放されたノア。 父より溫情として與えられたのは辺境の領地。 そこで第二の人生を楽して過ごしてやる!と意気込むノアだったが、彼は知らない。 実はその領地は、人が住めないとされる魔の森のなかにあったことを。 そしてこのこが前世、前々世と比べて未來の世界で、人間達のレベルが下がっていたことを。 ノアが森でモンスターに襲われていた女の子を助けたことをきっかけに、彼の有能さがバレてしまう。 「ドラゴンを一撃で倒すなんて、さすがノア様!」 「どうしてこうなったぁああああああ!」 一方で、王家もまたノアの有能さに気付いて、彼を取り戻そうとやってくる。 「來るのが遅えんだよぉおおおおおお!」 そのときにはすでに、ノアは魔の森の領主として、領民からあがめ立てられていたのだから。
8 180たとえ夜を明かすのに幾億の剣戟が必要だとしても【Web版】(書籍版タイトル:幾億もの剣戟が黎明を告げる)
【書籍版①発売中&②は6/25発売予定】【第8回オーバーラップ文庫大賞『銀賞』受賞】 夜で固定された世界。 陽光で魔力を生み出す人類は、宵闇で魔力を生み出す魔族との戦爭に敗北。 人類の生き殘りは城塞都市を建造し、そこに逃げ込んだ。 それからどれだけの時が流れたろう。 人工太陽によって魔力を生み出すことも出來ない人間は、壁の外に追放される時代。 ヤクモは五歳の時に放り出された。本來であれば、魔物に食われて終わり。 だが、ヤクモはそれから十年間も生き延びた。 自分を兄と慕う少女と共に戦い続けたヤクモに、ある日チャンスが降ってくる。 都市內で年に一度行われる大會に參加しないかという誘い。 優勝すれば、都市內で暮らせる。 兄妹は迷わず參加を決めた。自らの力で、幸福を摑もうと。 ※最高順位【アクション】日間1位、週間2位、月間3位※ ※カクヨムにも掲載※
8 193【書籍化】隻眼・隻腕・隻腳の魔術師~森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神と呼ばれていた。僕はただ魔術の探求をしたいだけなのに~
---------- 書籍化決定!第1巻【10月8日(土)】発売! TOブックス公式HP他にて予約受付中です。 詳しくは作者マイページから『活動報告』をご確認下さい。 ---------- 【あらすじ】 剣術や弓術が重要視されるシルベ村に住む主人公エインズは、ただ一人魔法の可能性に心を惹かれていた。しかしシルベ村には魔法に関する豊富な知識や文化がなく、「こんな魔法があったらいいのに」と想像する毎日だった。 そんな中、シルベ村を襲撃される。その時に初めて見た敵の『魔法』は、自らの上に崩れ落ちる瓦礫の中でエインズを魅了し、心を奪った。焼野原にされたシルベ村から、隣のタス村の住民にただ一人の生き殘りとして救い出された。瓦礫から引き上げられたエインズは右腕に左腳を失い、加えて右目も失明してしまっていた。しかし身體欠陥を持ったエインズの興味関心は魔法だけだった。 タス村で2年過ごした時、村である事件が起き魔獣が跋扈する森に入ることとなった。そんな森の中でエインズの知らない魔術的要素を多く含んだ小屋を見つける。事件を無事解決し、小屋で魔術の探求を初めて2000年。魔術の探求に行き詰まり、外の世界に觸れるため森を出ると、魔神として崇められる存在になっていた。そんなことに気づかずエインズは自分の好きなままに外の世界で魔術の探求に勤しむのであった。 2021.12.22現在 月間総合ランキング2位 2021.12.24現在 月間総合ランキング1位
8 111「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった 〜最強の四天王に育てられた俺は、冒険者となり無雙する〜【書籍化】
【Kラノベ ブックス様より1〜2巻発売中】 【コミカライズ、マガポケ様にて好評連載中】 剣、魔法、治癒、支援——それぞれの最強格の四天王に育てられた少年は「無能」と蔑まれていた。 そんなある日、四天王達の教育という名のパワハラに我慢できなくなった彼は『ブリス』と名を変え、ヤツ等と絶縁して冒険者になることにした。 しかしブリスは知らなかった。最弱だと思っていた自分が、常識基準では十分最強だったことに。あらゆる力が最強で萬能だったことを。 彼は徐々に周囲から実力を認められていき、瞬く間に成り上がっていく。 「え? 今のってただのゴブリンじゃなかったんですか?」「ゴブリンキングですわ!」 一方、四天王達は「あの子が家出したってバレたら、魔王様に怒られてしまう!」と超絶焦っていた。
8 122【完結】「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄された令嬢の醫療革命〜宮廷醫療魔術師に推薦されて、何故か王國の次期騎士団長様に守られる生活が始まりました〜【書籍化】
《エンジェライト文庫様より発売中!》 サクラ・オーラルはメイル王國の子爵令嬢だ。 そんなサクラにはウィンという婚約者がいた。 しかし、ウィンは幼馴染のモミジのことをサクラより大切にしていた。 そのことについて指摘したらウィンはいつも『モミジは妹みたいなもの』としか言わなかった。 そんなウィンにサクラは徐々に耐えられなくなっていた。 そしてついにウィンから「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄をされる。 サクラはこれに文句がなかったので少し癪だが受け入れた。 そして、しばらくはゆっくりしようと思っていたサクラに宮廷魔術師への推薦の話がやってきた。 これは婚約破棄された子爵令嬢が王國トップの癒しの魔術師に成り上がり、幸せになる物語。 ※電子書籍化しました
8 160ノアの弱小PMC—アナログ元少年兵がハイテク都市の最兇生體兵器少女と働いたら
大規模地殻変動で崩壊した國の中、その體に『怪物』の因子を宿しているにもかかわらず、自由気ままに暮らしていた元少年兵の青年。 彼は、數年越しの兵士としての戦闘の中、過去に生き別れた幼馴染と再會する。 ただの一般人だった幼馴染は、生き別れた先で優秀な兵士となり、二腳機甲兵器の操縦士となっていて……!? 彼女に運ばれ、人類の楽園と呼ばれる海上都市へ向かわされた青年は……。 気がつけば、その都市で最底辺の民間軍事會社に雇用されていた!! オーバーテクノロジーが蔓延する、海上都市でのSFアクションファンタジー。
8 156