《腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが》特別編 ミーシェの過去
あの時のことは今でも昨日のことのように覚えている。槍でを貫かれているお姉ちゃんを私はただ隠れてみていることしか出來なかった。
あの時私たち姉妹はバラバラになってしまった。信じていた人達によって。裏切られて仲間達に追い回されている時、お姉ちゃんは本當はとても泣きたい、辛かったはずなのに、泣いてもう気力の出ない私のことを、自分を犠牲にしてまで、逃がしてくれた。
そしてお姉ちゃんは封印されてしまった。
どうして?お姉ちゃんは誰よりも平和を願っていた。なにも悪いことなんてしていない。お姉ちゃんがいなくなったあと私はずっとこんなことを考えていた。魔王達への憎しみで吐いたこともある。でも私は弱い。とても私が憎しみで突っ走ったとしても勝てる相手ではない。
でも私は挑んだ。七人の魔王達に。
私は槍でを貫かれた。魔王達は笑いながら何かを話していた。
なんてことをしてしまったんだろう?折角お姉ちゃんが自分を犠牲にしてまで逃がしてくれたのに…。でももういいの…お姉ちゃんがいない世界になんてなんの価値もない…。これでもう終わり。
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…でも最後に「復讐」したかったな…。
そこで私の意識は途切れた。
何故か私は目が覚めた。魔王達に殺されたはずなのに。
何が起こっているの?私には理解出來なかった。ふと、今の自分はなんなのか…疑問に思い、私はステータスを見た。
ミーシェ
ダークエルフ
Lv1
HP  ー
MP  ー
攻撃 ー
防 ー
俊敏 ー
魔防 ー
運 ー
スキル
なし
稱號
復讐神   地縛霊  転生者
どうなっているの?ステータス表記が壊れていた。最初はそう思ったが、直ぐに理解した。私は死んだのだと。そして転生したんだ。
復讐の神様として。
地縛霊と言う稱號のせいで私はお姉ちゃんのいるこの最果ての窟から離れることが出來なかった。私はただここでお姉ちゃんの見えるところでずっと座っていた。
お姉ちゃんは呼びかけても返事をするわけがない。前みたいに一緒に話がしたい。頭をでてしい。一緒に寢たかった。私はお姉ちゃんに抱きついて寢るのが大好きだ。お姉ちゃんは苦しいなどの文句を言いながらもそのまま一緒に寢てくれた。考える度に目頭が熱くなってくる。なんで私はまたこの世界に戻ってきたのだろうか?そんなことを毎日毎日考えていた。
気付けば50年の月日が経っていた。泣き続けたせいでとっくに涙は枯れていた。そんな時だった。この世界にべつの世界の人がってきた。復讐神の稱號にとても強い復讐心を知出來る。という効果がある。それが強く反応した。頭にその人間の復讐心が映像のように流れていた。この人間は藤山優と言うらしい。流れてきたのは藤山優の記憶…彼は誰かが毆られているのを黙って息を殺しながら見ていた。期の記憶だろう。そして毆られていた誰かは最後にはかなくなっていた。
この人なら…私はこの人を信じることにした。
何日か呼びかけ続けてついに藤山優がこの場所にやってきた。
私が窟のどこかにいる彼を探して見つけた時、彼は瀕死だった。だから私は復讐のスキルを彼に渡すことにした。彼を助けるために…いや、多分私の為…私の復讐の為に渡したんだ。でも彼はその力をけれてくれた。本當の事を話したら彼は私のお姉ちゃんに會ってくれると言った。途端目頭が熱くなった。…ああ…私はきっと寂しかったんだ…一人でとうしたらいいか分からなくて…私はユウにを借りて泣きじゃくった。今まで涙はもうかれていたと思ったのに…
ユウはお姉ちゃんを助ける手伝いをしてくれることになった。
涙が戻ってから私はとても涙脆かったことを思い出した。また泣いてしまった。ユウは呆れながらも私にを貸してくれた。
ユウに力を渡したことで、私は外に出られるようになった。それからは寢る間も惜しんで最果ての窟の外を目指した。ユウは私が渡したスキルをすぐに使いこなして戦えない私を守ってくれた。嬉しかったなぁ…
ユウはね、とっても面白い人。私が何か言うと大「ああ。」としか答えない。たまにツッコミw。ユウのおかげで私はかなり昔の明るいじに戻ったと思う。
ロキア帝國に行くことになった時お金がなくて私達はることが出來なかった。結局野宿になったの。でもユウのおかげでとても楽しかった。たくさん話した。
私は今でもお姉ちゃんのことを夢に見る。思い出せば泣いてしまう。夜泣いている時ユウは私の涙を拭ってくれた。ひとりじゃないと言ってくれた。ユウはとても優しい人。
ロキア帝國にどうやってるか、そんなことを話している時ユウは不思議な杖を出した。ファルコンの杖と言うらしい。この杖で壁を飛び越えるらしい。やったと思っていたらある問題に気づく。私…高いところ苦手だ…しかしユウはひどい。そんな私を無視して私を…その…言いにくいけど…お姫様…抱っこして…うう…しかもユウ曰く私は恥ずかしがっている時が一番可いらしい。なんの事かわかんないけど。言われた時はなんかドキッてした。鼓が速くなった。なにこれ?
何とかロキア帝國にれた私たちは宿に泊まることが出來た。
でも一人部屋のお金敷かなかった。だから私は甘えず、二人で使おうといった。ユウはとても焦っていたが無視しちゃったw
宿に泊まっている時私はまた泣いた。お姉ちゃんのことで。
もう寢ていると思ったのに…ユウは私をまためてくれた。
そのとき私は可いってユウ言ってもらった。もう泣くなって、涙を拭って貰った。がドキドキしてしまったのはきっと泣いたからだよね?私はユウに抱きついて寢ることにした。その時のはお姉ちゃんに抱きついてる時と似てた。
ロキア帝國の城でお姉ちゃんの魂が封印された寶玉の一つを手にれることが出來た。ユウのおかげ。私はその寶玉を壊した。ユウのおかげで絶対に無理だと思っていたことがかなったんだ。また泣きそうになった。でも泣かない!
まだ始まったばかりだもん。私とユウの復讐の旅は。
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【書籍化】【SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導師】ユグドラシルの呪いにより弱點である魔力不足を克服し世界最強へと至る。
【注意】※完結済みではありますが、こちらは第一部のみの完結となっております。(第二部はスタートしております!) Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所屬する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。 しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。 回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や學術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。 また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。 朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。 夜は皆が寢靜まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。 現にレイの努力の甲斐もあり、死傷者が出て當然の冒険者パーティーで、生還率100%を実現していた。 しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出來ない、役立たずとしてパーティーから追放される事になる。 このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。 ◆◇◆◇◆◇ ※成り上がり、主人公最強です。 ※ざまあ有ります。タイトルの橫に★があるのがざまあ回です。 ※1話 大體1000~3000文字くらいです。よければ、暇潰しにどうぞ! ☆誤字報告をして下さいました皆様、ありがとうございます、助かりますm(_ _)m 【とっても大切なお願い】 もしよければですが、本編の下の方にある☆☆☆☆☆から評価を入れていただけると嬉しいです。 これにより、ランキングを駆け上がる事が出來、より多くの方に作品を読んでいただく事が出來るので、作者の執筆意欲も更に増大します! 勿論、評価なので皆様の感じたままに、★1でも大丈夫なので、よろしくお願いします! 皆様の応援のお陰で、ハイファンタジーランキング日間、週間、月間1位を頂けました! 本當にありがとうございます! 1000萬PV達成!ありがとうございます! 【書籍化】皆様の応援の力により、書籍化するようです!ありがとうございます!ただいま進行中です!
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