《腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが》特別編① 初めての子育て

お待たせしましたw

これはまだサチトが生まれる前。フランが生まれ、優が父親に復讐を果たした後の話である。

タイアリア帝國北部の小さな村。

綺麗な湖の広がる村である。

そこに住む3人の家族。

子育て初心者の2人が闘する熱き語が幕を開ける…。

「こらぁ〜!フラン!待ちなさぁい!」

「あ〜う〜!!」

元気にはいはいで駆け回る赤子を追いかけるミーシェ。

「オムツ替えないと!フラン〜!」

「まう〜!」

そんなミーシェに構うことなく逃げ回るフラン。

「くっ!こうなったら大罪魔法を使うしか…!」

「何言ってんだドアホ。」

「いてっ…。」

優はそんなことを抜かし出したミーシェの頭にチョップをれる。

「子供ってのは無邪気なもんなんだよ。それに向き合うのも親の仕事だ。…ほ〜らフラン。おいで。」

優は手を広げてフランを迎える。

「あう〜!」

フランは優のに飛び込んだ。

「よーしよし。じゃあオムツ替えるからな〜?」

「あう!」

「そ、そんな…!フランが…フランが浮気したぁ!!」

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「馬鹿言ってないで手伝え。」

「う〜ん…なんでぇ…私が抱っこしたらすぐに逃げるのにぃ…。」

「まう〜!」

「さあ?俺はまあ子供の扱いには々あって慣れてるからな…。」

「よ、よーしっ!私も…。」

ミーシェはフランを抱っこする。

「ま〜!!」

「ちょ…暴れちゃ駄目だよぉ!!」

「うっ…うあぁぁ!!」

フランは泣き出してしまった。

「え?!ちょ…お、怒ってる訳じゃなくて…その…ユ、ユウ…どうしよう…!」

「よしよーし…怖くないぞ〜?」

「まう〜!ぱぁ〜!」

優が抱っこした瞬間に泣き止むフラン。

「な、なんでよ〜!?」

「さ、さあ?」

「ぶっすぅ〜!!」

「…なあミーシェ…いい加減機嫌直せよ…。」

骨に機嫌が悪くなるミーシェ。

「だってぇ…。」

ミーシェが涙目になる。

「フラン…私のこと嫌いなのかなぁ?」

「そんな訳ないだろ。お前はフランのママなんだから…。」

「でもぉ…私…どうすればいいかわかんないよぉ…。」

「取り敢えず慣れるしかないんじゃないか?フランだってまだ生まれてそんな経ってないんだ。々分からないから怖いんだろ…な?」

「う〜ん…。」

「じゃ、俺は出稼ぎに行ってくるから。今は2人で遊んでみるのもいいんじゃないか?」

「うん…そうする…。」

「フラン〜?ミルク…飲む?」

「まう。」

フランは用に哺瓶をもち飲み始める。

「す、凄い!もう1人で飲めるんだ〜!」

「まう。」

しかしフランは素っ気ない反応である。

「う〜ん。フラン〜?抱っこしてい〜い?」

「やっ!」

「そ、そっかぁ…。」

「フラン、パパ何食べたいかなぁ?」

ミーシェはベビーカーを押して買いに出ていた。

「ん〜、ん!」

フランは大きなおを指さす。

「わぁ〜!大きなお!今日はステーキにしましょ!お支払いお支払い…」

そう言ってミーシェがベビーカーを離した瞬間だった。

「へっ!ガキは貰ってくぜ!」

「きゃ!」

急に突き飛ばされるミーシェ。

「まぁ〜!!」

「フラン!!」

1人の男がフランの乗ったベビーカーを奪い走り去っていったのだ。

「フランー!!っ…私のせいだ…私が離さなければ…。っ…フラン!!」

ミーシェは男の後を追う。

「ここにっていったよね…。」

小さな窟にたどり著いたミーシェは恐る恐る中にっていく。

「っ…ひどい匂い…フラン…待っててね…。」

しばらく進むと男たちの話し聲が聞こえた。

「へっへっへ…今日は上玉のガキが手にった…。こいつをし育てりゃあ奴隷商で高く売れるぜ…。」

「っ…そんなの…絶対ダメ!!」

「誰だ?!」

「フランを…返して…!」

「なんだ?こいつの親か?」

「そうよ!フランを返して!」

「誰が返すか…。そうだなぁ…お前…中々いいしてるからなぁ…」

「っ!」

男たちはミーシェのを舐めるように見る。

「こいつを殺されたくなかったら…分かるよなぁ?」

「っ…誰がそんなこと…!」

「あ?」

男はフランに持っていたナイフを向ける。

「っ…やめて!!」

「だったらとっととぎやがれ!」

「っ…分かった…から…。フランには何もしないで…。」

「フフ…ああ…。」

ミーシェは自分の服に手をかける。

「う…おぎゃああぁぁぁ!!」

その瞬間フランが大聲で泣き始めた。

「っ…うるせえぞ!クソガキ!」

「フラン…!!」

「うあぁぁああ!!!!」

「っ…黙れ…!」

男は拳を振り上げる。

「だめぇぇ!!!」

パシッ…!

…おい、俺の大事な娘とミーシェに何してやがる…?

「な、なんだ…てめえ…いつの間に…」

「あ?」

「っ…あ…ああ…。」

突如現れた男の凄まじい殺気により男は息絶えた。

「フラン!!」

ミーシェは急いでフランを抱き抱える。

「大丈夫か?ミーシェ…フラン…。」

「ユウ…。…うん…。ごめん…私のせいで…。」

「謝るな。…さてと…。」

優は窟にいた男達に向き直る。

「お前ら…何しようとしてたんだ?フランを…毆ろうとしてたよな…ミーシェに何するつもりだったんだ?俺の家族を…傷つけようとしてたよなぁ…!」

「ひっ!」

數人の男がその気迫により後ずさる。

「…ミーシェ、フランの耳…塞いどいてくれ。」

「うん…!」

「な、何を怯んでやがる!相手は1人だ!やれぇ!!」

すると30人を超える男たちが窟の奧からいっせいに飛び出してきた。

「なんだ?このくそ狹い窟にこんなにいやがったのか…どおりで臭いわけだ…。フランの健康にも良くないな…。ミーシェ!フランには見せたくねぇ、しの間2人で後ろ向いてろ。」

「うん!」

次の瞬間、この窟を銃聲が包み込んだ。

「ひ、ひぃ…!」

「この盜賊団のボスはお前か?」

「あ…ああ…お!俺は…!」

「お前かって聞いてんだよ!」

「は、はい!!し、死にたくねぇ…み、見逃してくれぇ!」

「あ?無理に決まってんだろ。俺の家族を標的にした時點でお前の死は決まってんだよ。とっとと死んどけ。」

「がっ…。」

ボキ…。

優はボスの首をつかみ360°回転させた。

「ユウ…。」

「怪我はないか?」

「うん…。でも…フランは怖い思いをした…。私の…せいだ…。」

「ちげえよ。悪いのはこいつらだ。」

「でも…。私…母親…失格だ…。」

「そんなことないと思うけど…なあ?フラン。」

「マ…マ〜!」

「…へ?」

フランはミーシェのに顔をうずめた。

「えぐ…えぐ…」

「フラン…怖かったよね…ごめんね…!」

「フランはお前のことちゃんとままだと思ってるし大好きなんだぞ?」

「フラン…。」

「マ〜…。」

「さて、帰るか。くせぇしな。」

「…うん…!」

「あう!」

こうして3人は帰るべき家に帰るのだった。

神界

「あら?ミーシェ、フラン。いらっしゃい。」

「お姉ちゃん…。久しぶり。」

「ほんと久しぶりねぇ…。今日はどうしたの?」

「私にもっと魔法を教えてしいの。」

「…急にどうしたのよ?」

「私…ユウが居なくてもこの子を…守れるように。」

「そう…。ちゃんと母親してるじゃない。」

「えへへ…。」

「バトラー。フランのこと見ててくれる?」

「はい!」

「さ、著いてらっしゃい。」

「うん!」

なお、ミーシェが2代目の魔神になるのはそう遠くない未來の話である。

〜おまけ〜

「お姉ちゃん…なんでフラン最初は私に懐いてくれなかったのかなぁ?」

「そんなの簡単じゃない。」

「え?」

「フランはユウの子よ?」

「だから?…あ…もしかして…」

「…ツンデレなのよ。あの子も。デレたってことは覚悟しときなさいよ?死ぬほど甘えられるから。」

…まう?

特別編1話目です!

案を考えるのに時間がかかって…お待たせしました!

そしてさらにお待たせ致しました!

人気キャラ投票結果発表です!

投票してくださった方ありがとうございました!

ここで作者も投票しますw

男の部はもちろん主人公2人で!

優と小宮様ですね!

そしての部はそれぞれのヒロインを!

ミーシェと由希ちゃんです!

では男の部から參りましょう!

ビリが2人いますw

まあ大予想はついてますよね!

第8位!…はいなくて第7位が2人!

橘&天城の噛ませ犬コンビ!コメントどうぞ〜!

「「な?!おかしいだ…」」

はいそこまで〜!w

票數は〜…0!!

1票も貰えませんでしたね…。

ド、ドンマイ!

気を取り直して…

第6位!2票りました。

この方は登場したのが遅かったですからねぇ…。

というわけで武神のアレスさんです!コメントどうぞ〜!

「まあこんなもんか…。俺と喧嘩したいやつはいつでも相手になるぜ!」

心も広いアレスさんでした!

第5位!3票りました。

この作品のマスコットです!

というわけでマシュマロですwコメントどうぞ!

「わん!(ありがとな!)」

最後まで可いマシュマロでした!

第4位!6票りました!

最強の爺さんです!

というわけでせバスさんことセバスツァンです!コメントどうぞ!

「こんな老いぼれに投票して頂けるなんて栄です。」

セバスさんは作者の中で死んでしくなかったキャラ第1位です!

第3位!8票りました!

クソガキです!

というわけでエトくんことエーテリアです!コメントどうぞ!

「3位かぁ…優くんには勝ちたかったなぁ…。まあありがとね。」

最後まで生意気ですねw

TOP2は後ほど発表會ということにして先にの部を覗いて見ましょうか!

ビリはもちろんあの人!(←ひどい!)

第8位…票數は可哀想なんで言わないでおきますw…まあ0ですけど…。

というわけで江ノ島さんですね!コメントどうぞ〜!

「また…0かぁ…。知ってたよ…アハハ…。」

作者は結構すきですよ?w特別編ではいい子ですしね。

第7位!…ではなく6位が2人です!どちらも1票ってました。チーターとダークエルフのの子です!

というわけでサラさんとカナちゃんです!コメントどうぞ〜!

「わ、私に投票してくれたイルネスさん!だぁい好き!」

「私にれなかった人…後悔しても知らないわよ?」

カナちゃんの読書サービスでした!

サラさん…怖いよ…。

てかサラさんもっと上だと思ってたのになぁ…。

第5位!2票りました!

聖剣です!

というわけでレイです!コメントどうぞ〜!

「あ、ありがとう!謝する!」

堅苦しいけど…。

第4位!5票りました!

シスコンです!

というわけでベルフェゴールことベルちゃんです!コメントどうぞ〜!

「あら…落ちちゃった。まあ…いっか。どうもありがとう。」

作者の兄が好きなキャラです!

投票にも參加してますよw

第3位!12票りました!

…ここに來ましたか、もう1人のヒロインです。

というわけで由希ちゃんです!コメントどうぞ〜!

「…まあ…別に…。3位ならセーフってじね。」

マイペースな由希ちゃんでした!

さあ、各部殘り2人ずつになりました…。1位は誰になるんでしょうか…!

まずはの部から行きましょう!

第2位は…!

…邪神、ハーディスです!

16票でした!

いや〜3章で登場したハーディスがるとはw

コメントどうぞ!

「わ、私にれてくれてありがとう〜!本當に私でよかったのかなぁ?あ、ありがとねっ!」

…可い…。

というわけでハーディスでした!

そして1位はあの子ですが先に男の部の2位を発表しましょう!

第2位は…!

…我らが小宮様です!

18票でした!

まあ裏の主人公ですから!

1位は主人公に譲ったということでしょうw

さ、いつものアレ…聞かせてください!

「…ふん…。」

いただきました〜っ!

というわけで小宮くんでした!

そして第1位は…!

…優&ミーシェ!

仲良く夫婦で1位に輝きました〜っ!!

「ユウ!ユウ!私たち1位だって!!」

「ああ!」

「やったよ〜!最後に2人で1位になれたね!」

「おう!俺たちにれてくれたみんなありがとな!」

「んふふ〜!みんな大好き!」

「…」

「あ、ユウ…拗ねちゃった…?」

「…ふん…。」

「ご、ごめん〜!ユウが一番大好きだよ!」

「ミーシェ…」

「ユウ…」

はいはい、イチャイチャしない!

最後まで相変わらずのバカップルでした!

以上!人気キャラ投票でした!

…あ、作者に投票してくれたるーるるさん!謝です!うれしいです!

あ、特別編の方も投稿しておきました。ぜひ読んでみてください。

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