《腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが》特別編② 「狼牙の時雨」第4話 時雨降る森に
うっす…けん玉マスターとか言う亀より遅い更新マンであり、更新するとか言って更新しない噓つきチンパンです。
本っ當に申し訳ございませんでしたぁー!!
言い訳をしますと退院したあと皆より出遅れてしまった進路活をやっておりましてようやく進路先を決ったので更新した運びです。
はい…本當にお待たせしましたねw
不定期になるとは思いますが更新再開します…。
ではどうぞ。
「っ…ぐっ!」
ハクビが2匹のリザードキングを倒した後、苦しそうに膝を著いた。
「ハ、ハクビ様…ごめんなさい…僕のせいで…」
ホーリーウルフの子供は涙を流しながら謝った。
「ふふ…良いんですよ…。里のものを守るのが長ですから…。ここは…危険です。菩提樹に逃げてください…。」
「で、でも…。」
「ハクビ様!」
そこにメシアンとレトリーがやってきた。
「メシアン、レトリー…いい所に。この子を菩提樹までお願いします…。」
「そんなこと言ったって…ハクビ様傷やばいじゃん!」
「平気です…凍らせて塞ぎましたから…。」
「…メシアン。この子の事よろしく。私はハクビ様の傷を見るから。」
「承知した。」
そう言ってメシアンは子オオカミを抱えて菩提樹に向かった。
「ハクビ様、今回復魔法かけるからね…。」
「ふふ…里長なのに…不甲斐ないですね…私は…」
「そんなことないよ…ハクビ様はちゃんとあの子を守ったじゃん。」
「ですが怖い思いを…させてしまいました。こんなザマ…コクちゃんが知ったら笑うかしら?」
「…怒るよ。コクビは。」
「そうだと…いいなぁ…。」
そう言ってハクビは眠りについた。
白狼の里の慘狀をみてコクビは立ち盡くした。
「あの野郎…俺が不在の間に…。」
「コクビ…。ハクビ様はあっちで寢てるよ。」
「確か…」
「あたしはレトリー。」
「ハクビは?大丈夫そうか?」
「うん。心配ないよ。今は落ち著いて眠ってるだけだから。」
「そうか…。」
「…行くの?」
「…」
コクビは何も言わずに歩き出す。
「私…あんた達の事誤解してた。もしさ…この戦いが終わったらさ、手伝ってあげるよ。里どうし協定する話。だからさ…無事に帰ってきなよ。ハクビ様もあんたが死んだら悲しいと思うからさ。」
「ふ…俺を誰だと思っていやがる…。」
「ふふ…そうだね…。気をつけてね。」
「ありがとよ。」
コクビはレトリーを背に歩いていった。
コクビはリザードキングが陣取っている場所にゆっくりと歩いていく。
「おいコクビ。一人で行くのか?」
「シベリ…。」
「僕たちを置いていくんですか?」
「ドーベル。」
「水臭いぜ、コクビ。俺達も行くさ。」
「そうですよ!例え置いていくって言われてもついて行きますから!コクビの兄貴!」
「…たく…。…足引っ張んじゃねーぞ?」
「おうよ!」
「はいっ!」
白狼の森南西部
ここにリザードキングの群れが待機していた。
「聞け!野郎ども!」
その群れの前にリザードキングのリーダー、レーグが出る。
「ハクビは手負いだ!この瞬間を狙う!白狼の里を更なる混沌に陥れする。その間に俺がハクビを仕留める!てめえらに命ずることはただ1つ…滅ぼせ。」
その言葉にリザードキング達は雄びを上げた。
…アオォォォン!
「!」
その遠吠えに場は靜まり返る。
木々が揺れ、森の雰囲気が一変する。
「なんだ…?何が起こってやがる…?」
…コロン
すると茂みから小さな子オオカミが転がりでた。
「なんだぁ?このガキ…。」
「…僕は…ガキじゃない!」
そう言って子オオカミが地を蹴ると、一瞬にしてリザードキング3匹の首を跳ね飛ばした。
「!、こいつ…黒狼の里の…ヒュ…」
言いかけるが首を跳ねられる。
「まさか…」
「僕はディアブロスウルフの上位種アサシンウルフのドーベル!お前たちは僕が皆殺しにしてやる!」
「たかがガキ1匹に何狼狽えてやがる!殺せ!」
「だーれが1匹だって?」
「!」
チュン…
リザードキングの群れの中心にが著弾すると、
ドォン!!
大発を起こした。
「なんだ?!」
「俺はドーベルに同じくアサシンウルフのシベリ。死にたくなければせいぜい祈りな!」
「…久しぶりだなぁ…レーグ。」
「っ…!」
怒気の混じった聲が響く。
その聲はリザードキングの群れ全員のきを止めるには十分な覇気を纏っていた。
「て、てめぇは…!」
森には夜が訪れようとしていた。
そしてポツポツと時雨が降り始める。
「時雨か…すぐに止むだろうが…その前にてめえの命は消えてるだろーなぁ…レーグ…。」
「コクビ…!」
薄暗い森に悪魔王狼ディアブロスウルフの長の瞳が不気味に輝いていた。
えへへ
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