第11話 宿。

今俺は、眠いまぶたをりながら、宿までの道を歩いている。

｢あー、なんでこんなに眠いんだ？うーん。昨日起きたのは確か、夜中の3時半くらいで今の時間は…夕方の4時か。そりゃ、眠いわ。早く宿帰って寢よ。｣

それから數分、歩き続けると大きな宿があった。

(やっと著いたー。これで寢れる。)

宿屋の扉を開け、中にる。

｢すみませーん。｣

｢あ、はい！今行きます！｣

奧の方から若い係員の人が來た。

｢あの、ここに泊まりたいんですけど。｣

｢はい。招待狀はお持ちですか？｣

｢持ってます。はい。これ。｣

と、招待狀をその係員に渡した。

｢はい。拝見させてもらいます。｣

係員が封筒を開け、中を確認するとし驚いたようだが、すぐに元に戻った。

｢はい。確かにここの招待狀ですね。では、こちらの紙にお名前を。夕食と朝食は頂きますか？それとお風呂はどう致しますか？｣

俺は先に名前を書いとく。飯と風呂は…んー。

｢夕食はいいです。朝食は頂きます。あと、風呂は朝頃っても平気ですか？｣

｢はい。畏まりました。風呂は朝でもれます。｣

｢では風呂は明日の朝、ります。｣

｢はい。了解しました。では、お部屋まで、ご案致します。｣

やっと寢れる！

｢はい。お願いします。｣

｢では、こちらに。｣

俺はその係員に付いていくとそこには端の方に綺麗に並べられた魔法陣が沢山あった。

最上階と書かれた看板がある魔法陣の上に乗るように言われたので、言われた通りに乗ると最上階まで転移した。

どうやら、転移の魔法陣だったみたいだ。

｢転移ですか。｣

｢おや？お気づきになられたみたいですね。わかったと思いますがあの魔法陣は転移の魔法陣で、昔賢者と言われた者が作ったらしいです。凄いですよね。｣

へー。あの転移の魔法陣って賢者が作ったのか。

賢者か、どんな人だったんだろ？

｢と、ここがゼロ様のお部屋になられます。我が宿の最高級の部屋です。きっと、ご満足頂けますよ。こちらが鍵になります。では、どうぞ中へ。｣

俺は鍵を開けドアを開けて中へった。

｢おぉー。｣

なかなかいい部屋だな。部屋のど真ん中にベッドがあり、ベッドの近くの壁に鏡があり端の方にはキッチンもある。

飾り付けは、綺麗にそして、上品にしつこくない程度に飾ってある。

｢なかなかいいですね。気にりました！｣

｢お気に召したようで何よりです。では、何か用があったらベッド近くのボタンを押してください。では、ごゆっくり。｣

パタン。

｢…ふっ、あ〜〜疲れた〜。やっと、ゆっくり出來るわ〜。今日はとにかく眠いし早く寢よう。｣

俺は神的に疲れてたみたいでその後、すぐに寢た。