《異世界転移は分解で作チート》第29話 盜賊討伐 Part2。

第29話 盜賊討伐 Part2。

えーと、ハクとライムはっと、

…お!いたいた。

「おーい!ハク!ライム!」

「あ、主殿!」「マスター!」

「よっ。あ、なんか盜賊の討伐依頼をけることになった。」

「「いや、なんでですか。(なぜじゃ)。」」

「いや実はな。俺、盜賊討伐したらAランクになるみたい。」

「「いや、だからなんでですか。(なぜじゃ)。」」

「それ以外は、よくわかってない。」

「「……。」」

うわー。ハクとライムの視線が痛い。

「ま、取り敢えず。さっきのブラックウルフの討伐依頼と、盜賊の討伐依頼をけるぞ。」

「「…はぁ。わかりました(わかったのじゃ)。」」

俺は依頼掲示板で、ブラックウルフと同じ方角の盜賊の討伐依頼を探した。

うーん。どれがいいかな?…あっ。この“ブラッドファング盜賊団”ってやつでいいか。

「よしっ。盜賊の討伐依頼はこれでいいか。んじゃ、付で今度こそ注してくるな。」

「「了解(わかったのじゃ)。」」

俺はさっきの付の場所に行き、さっきの依頼と盜賊討伐の依頼を注してもらった。

……なんというか、やっぱり震えてた。…何故だ。

「…はぁ。ハク、ライム行くぞ。」

「わ、わかったのじゃ。」「は、はい。」

はぁー。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

俺はあの後、30分くらいで元気を取り戻した。

俺達は街の北側の門から外に出て、依頼の北西の森まで歩いていった。

あ。そういえば俺とライムは経験値が上昇するスキルを持ってるのに、ハクはそういうスキル持ってないんだよなぁ。

うーむ…。よしっ。俺が渡しとくか。どのくらいの上昇がいいかな?……500倍でいいか。えーと、

(スキル創造:経験値500倍。

ハクに経験値500倍を譲渡。)

『ハクにスキル:経験値500倍を、譲渡しました。』

これでよしっと。

そして、さらに歩き続けて數分後。

「おっ、ちょっと2人とも待て。なんかこの先にブラックウルフらしき反応がある。

その數、計10匹。その中でほかより大きい反応が1つ。

それを囲むように3つ。殘りは右と左に3つずつ。」

「大きい反応はブラックウルフキングだと思うのじゃ。」

キングか。よし。俺がやろ。あと、あの技を試そう。

「ふむ。……よし、ならば俺がその大きいのとその周りの3つを殺る。ハクは右の3つを。ライムはその反対の3つを。」

「わかりました。」

「わかったのじゃ。」

「それじゃ。……行くぞっ。」

俺がそういうと、ハクは右に。ライムは左に、素早く移した。

俺はというと。

堂々とブラックウルフキングの前まで歩いていた・・・・・。

堂々と目の前を歩いているのに、周りは俺に気づいていない。

さて。俺が今、何をしたか種明かしをしよう。

これは、明鏡止水という相手を威圧して、相手に認識されなくなる技だ。

ぬら○ひょん○孫ってアニメの技で、模造神で模造したら出來た。

俺はそのまま、ブラックウルフキングと周りの3匹のブラックウルフの首をはねた。

周りのブラックウルフ達は、ハクとライムが倒していた。

「ふぅー。あとは盜賊だけだ…な…。

…どうしたんだ?口をそんなに開けて。」

なんか、ハク達がポカーンってなってる。

「ぜ、ゼロ!今のなんじゃ?!」

「そ、そうです!急に消えたと思ったら出てきて!」

「ああ、あれは明鏡止水って技だ。簡単に言うと、相手に認識させなくするって技。

ぬ○りひょんって妖怪の技を、見よう見まねでやったら出來た。」

「むむぅ。我にも見れないとは。」

「うぅ。その技を模造しようとしても、なぜか模造できそうにないです。」

まぁ、そりゃライムと俺とでは格が違いすぎるしな。模造は出來んだろう。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「うーん。こっち側って事はわかるんだが詳しい場所がわからんなぁ。」

えっと。並行神で確認っと。…おっ。あったあった。

「よし。場所わかったし行くぞ。」

「はい。」「了解なのじゃ。」

並行神で確認した所、この先の窟の中に盜賊のアジトがあるみたいだ。

俺らはそのアジトに向かって行った。

そして、數分間歩いていると、盜賊団のいるアジトの窟を見つけた。

「よし。んじゃ、突するぞ。」

「「はい(なのじゃ)。」」

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