第185話 発四散。

新たな階層に潛ると付近の景は、先程の森林ステージとはまた違った、し特殊な空間となった。

そこにあったのは、見渡す限りの巖、巖、巖。川のようなものは通っているが、はおらず、植も數がない。

「ふむ、巖山ステージってところか。」

巖山……そういや、ユウにアレ聞くの忘れてたな。

「巖山で思い出したわ。なぁユウ、ちょいと聞きたいことがあんだけど……。」

「ん〜？ なになに〜？ ゼロが質問なんて珍しいねぇ〜！ どうしたの〜？」

「ああ、まぁ別に大したことじゃないんだがな。俺ついこの前、この世界に封印されてたヨルムンガンドっつー竜……蛇？を倒したんだが、ヨルムンガンドって普通にいていいもんなのか？」

「ん〜とね〜。多分大丈夫なんじゃない〜？」

いや、多分て……。本當に大丈夫だったのか……？

「あ、わかった！ 地球の神話でヨルムンガンドっていうのがあったから、なにか僕らに関係が〜って思ってたんでしょっ！」

「え？ あ、ああ。そうだけど、なんでユウがそれ神話を知ってるんだ？ ・・・あ、いや。何となくわかったわ。……ユウも神話系とか見てたのか。」

「うんっ！ そういうことっ！ いや〜、ゼロの世界のお話ってみんな一様にレベル高いから見てて楽しいよ〜！」

と、そんなじにユウと雑談していると、ハクが戦闘態勢にって魔を知したと言ってきた。

俺らも一度雑談をやめ、気を引き締めて戦闘態勢へと移る。

「敵の數は……四匹なのじゃ！」

ハクがそういった瞬間、敵達は一斉に姿を現した。

一は赤いで炎を纏った亀で、それの氷タイプバージョンが二、それと甲羅がアメジストのように紫に輝いてる亀が一のハクの言った通り、4匹のグループだった。

「ギュウエェェェェ！！！」

「グゴォォォォォ！！！」

「グエェェェェ！！」

「ギャリャァァァァ！！！」

「ここのモンスターは亀かっ！」

って亀って鳴くのか！？ ・・・いや、こいつらモンスターだし、普通の亀とは関係ねぇのか。

「ってことはやっぱりいのかな？！ かな？！ それじゃあさ調べにちょっと行ってくる〜！」

ユウはそう一言斷りをれると、今度はハンマーを持って亀へと向かって特攻した。

そして、亀達は急に特攻してきたユウに驚きつつもすぐさま魔法を放った。見た目の通り、赤亀は炎の槍を、青亀は氷の槍を。

そして紫亀は炎をまとってる氷の槍を飛ばしてきた。

ユウはそれをものともせず軽く振り払って突っ込み、亀へと攻撃を食らわせる。

「アハハハハハ！ そぅれっ！！！ えいっ！！ そりゃぁっ！！！ オマケにリャァッ！！」

「ギュエエ！？」

「ググッ！？」

「グギャッ！！」

「ギャッ！？」

そして、ユウは手にしたハンマーを亀へと叩きつけた。・・・し、ユウの顔に狂気をじる。

・・・あ、あととても今更だが、し説明を。このダンジョンではユウは武を十階層ごとに変えて戦っているようだ。

ちなみに前の部分、つまりは貓たちの相手だな。んでその貓たちの相手は短剣だけで戦っていた。

・・・ま、そんな説明は置いといて。話は戻り、ユウの攻撃によって、亀達は倒されるまではいかなかったが、かなりの瀕死狀態となった。

「ギュ、ギュゥゥ………ッ。」

「アハハっ！まだ倒れてないんだっ！ ならトドメを指してあげるっ！ テェイッ！！」

ユウは一言掛け聲をすると、先程までとは比べにならないほどに勢いよく亀達へと叩きつけた。

「グ、グェェェェ………！！」

そして、甲羅が弾けて亀達は見る影もないほどに々に散して死んだ……。

・・・ユウ、普通に狂気だわ。・・・いや、普通に狂気ってなんだし。

「よしっ！ ゼロ〜っ、見てみて〜！ 倒せた〜！」

「おうっお疲れさん。」

・・・最近、マジで戦闘好きから戦闘狂

になり始めてきたな。

・雑談

最近は冬桜ライトって名前でゲームを良くしています。見かけたら聲掛けてくださいねっ！ どうもテトです。