《異世界転移は分解で作チート》第191話 ゼロの戦闘狂のが騒いだ。

第191話 ゼロの戦闘狂のが騒いだ。

現在、迷宮39階層目。

モンスターハウスを引き當てた後も魔との戦闘は滯りなく進み、俺らは順調に迷宮を攻略していってついに40階層、つまりはボス戦目前となった。

あ、ちなみに。37階層から追加された新しい魔は、頭が三つの黒い狼……いや、犬か? ……まぁいわゆる地獄の番犬と名高い、ケルベロスというやつだった。

また37階層から魔たちも一段と強くなり、さらにはケルベロスも含め、全ての魔達が連攜を取るようになった。

そのせいで、俺らもとうとう無傷じゃすまなくなってきて、軽いかすり傷が増えるようになってきた。

・・・あ、わかりきってると思うけど、弱化した狀態でってことだからね? 流石に解放した狀態で苦戦はありえんよ。

まぁ話は戻して。

こんなじに圧倒的躙から、まぁまぁ本格的な戦闘に移り変わり、俺らは四十階層の扉、ボス部屋前へと到著した。

「それじゃあいつもの如く、ボスクイズの時間だよっ!! さてさて、今回のボスは一何だろな〜? 正解者は出るのかなっ!?」

ユウの変なノリでクイズ大會のようなものが始まった。

「んー今まで流れを見てみると、とりあえず狼や犬系なのは確定だな。んで、通常魔としてケルベロスが出たし、ボスっていうからにはケルベロス以上のやつだろうな。」

「そうですね……。

となると、やはり神狼で有名なフェンリルとかですかね? と、言いますか、狼系でケルベロス以上の最強格と言ったらフェンリル以外思いつきません。」

ライムはやや自信満々にそう言った。

「うむ、我も同意見なのじゃ。」

ハクもライムと同じ意見のようだ。

「俺もフェンリルであってると思うぞ。

・・・いや、まぁ正直言うと魔獣とか神獣とかの狼だと、有名どころのそこら辺しか知らねぇんだよなぁ。

でもただのフェンリルってことはねぇだろう。多分フェンリルの上位種的なじに名前の頭に何かつくんじゃねぇか?」

「ねぇ〜。とりあえずみんなの意見はフェンリルで決定でいいの〜?」

俺らは揃って返事をした。

「じゃあ答え合わせだねっ! 開くよ〜っ!」

ユウの掛け聲に合わさり、扉が重々しく開き、俺らの目に中の様子が映る。

「──ウォォォンッ!!」

そこにいたのは、俺らが想像していた以上のでかさのこれまた神聖なじの狼だった。

さらに、その神聖なじの狼は、俺の想像していたような白に近いではなく、やや青みがかったそれは綺麗な黒だった。

「グルルァァッ!」

「ガァっ!!」

っと、意識がボスにいってて気が付かなかったが、亀の時と同じく、ボス以外にも配下がいるみたいだ。・・・まぁ亀とは違って全種類1匹ずつではなく、數十匹まとめてってじだがな。

「・・・こりゃある程度の傷も覚悟した方がいいかもな。」

「ねぇゼロッ!! 早くやろうっ!?」

・・・はぁ。しは待つってことを……いや、指揮を待つだけ覚えた方か。まぁユウだけじゃなく、相手さん方も闘爭心が抑えられないみたいだし、早いとこ殺り始めますか。

「あァ、分かった。……よし、今回は俺も発散したい気持ちもあるしな。暇つぶし全開だ。全員、俺の指示なんか待たずに自由に戦え。早速始めっ!」

俺はスタートダッシュと同時に、一気に魔を葬り去る。

ユウ、ハク、ライムの三人は、スタートダッシュした俺にも迫る勢いで魔共を葬っていた。

……どうやら俺の暇つぶしって辺りから察したみたいで、一気に仕留める準備をしてたみたいだ。・・・スタートダッシュした意味ェ。

まぁいいさ。それじゃあ俺らの殺戮劇の始まり始まり〜ってね!!

・雑談

ついこの前、妹が一瞬だけ二足歩行で歩いてるところを見ましたっ! 長早いっ! どうもライトですっ!

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