《異世界転移は分解で作チート》第211話 片手間時間で才能を発揮。
第211話 片手間時間で才能を発揮。
──そして時間は過ぎていき、早くも放課後。
「先生さようならー」
「はい、さいならー」
帰りの號令やら何やらを終わらせ、適當に生徒たちを見送って帰る準備を進めていると、ハクとライムが息を切らして俺の方に寄ってきた。
「はぁ、はぁ。ゼロ先生、お疲れ様、でした……」
「おう、お疲れさん。・・・思ったよりお仕置きが効いてるみたいだな」
「ぬ、ぬぅ……。のぅ、ゼロ先生。そろそろ、これを、解除して、ほしいのじゃ」
うーむ。………うん、もう十分反省してるみたいだし、解除してやってもいいかな。
・・・というか今更だけど、別にそんなに怒ってると言うか、恨んでるわけじゃなかったんだけどな。……なんというか、こいつらの反応が面白かったから、つい、ね。
まぁ俺はそんな雰囲気(楽しんでやった)を出さないように、落ち著いた様子で伝える。
「ああ、ちゃんと反省してるみたいだしな。そろそろいいか。『解除』っと……よし、ちゃんと解除できてるか確認してくれ」
俺がそう言うと、二人は軽く手をグーパーしたりジャンプしたり、をかして確認をした。
「……はい、問題ありません。ちゃんと解除できてるみたいです」
「我の方も同じくなのじゃ」
「ん、おk。んじゃ俺は……家庭教師のやつがあるし、先行くな。二人とも気をつけて帰んな。」
「「はーいです(なのじゃ)っ!」」
二人は聲を合わせて元気よく返事をした。
んじゃ行くか・・・あ、そうだ。一応『リミィの居場所は?』
……うん、やっぱり思ってた通り校門前で待ってるわ。……今更だけど、校門前がリミィとの待ち合わせ場所に定著してきてない? まぁ別にいいけど。
ってことで、さっさと校門前に転移じゃいっ。
〜校門前〜
「ゼロまだ〝ザンっ〟か……なー?……」
「っと、リミィ。お待たせ」
「・・・」
……なんか、ポカーンって狀態で口パクパクしてる。・・・カッコつけてリミィの目の前に転移したから驚いてるのかな?
「……うん、もういいわ。あ、それよりゼロ……先生っ。今日もお疲れ様っ!」
あ、思考停止っていうか考えるのを諦めた。・・・へぇ、こうやって人は適応していくんだなぁ。
「おう、そっちもお疲れさん。それじゃ、早いとこ行こうか」
「うんっ!! ……あっ、ところで今日は何を教えてくれるのー?」
あー、そういや何教えようかねー? 考えてなかったわ。
んー……あ、じゃあ今日はちょっといつもと違うじに、他の世界の魔法系……妖とかとか教えようかね? おお、いいかも。よし、決まり。
「ってことで、今日は系統を変えて他の世界の魔法というかを教えようと思う。妖とかとか……」
「なにが〝ってことで〟なのかわかんないけど、異世界のかーっ!  楽しみっ!!」
「おうっ、楽しみにしとけっ。・・・あ、でも先に軽く基礎を教えとくわ。霊力の摑み方とか覚えておけばスムーズに教えられるし」
「うんっ! わかったわっ!」
さてさて、リミィは家に著くまでの間に霊力の摑み方を理解できるかなー?
◇◆◇◆◇
〜そしてリミィの家前〜
「ゼロッ見てみてっ!! こんなことも出來たわっ!!」
・・・リミィの才能凄すぎぃ。霊力の摑み方を理解するだけじゃなく、まさか霊力と魔力を混ぜる方法を見つけるとは思ってなかったわ……。
俺、霊力がどんなのかを軽く説明しただけなのに……。リミィの理解力とか想像力やべぇな。マジやばくね?
「ああっ! 流石リミィだな。んで、もうリミィん家ついたから続きはまた後でな」
「はぁーい!!」
リミィが元気よく返事をし、門番に軽く挨拶をして門を開けてもらうと、それと同時に執事のセルスが來て、リミィに挨拶をわし、その後に俺の方を向いた。
「お嬢様、おかえりなさいませ。ゼロ様はどうぞこちらに」
「了解。それじゃリミィ、また後でな」
「うんっ!! また後でねっ!!」
リミィを軽く見送った後、俺もセルスについていって屋敷に向かう・・・さて、今日はこのまま一旦、リミィのお父さんの執務室へと案されるわけか。
……うーん、悪くはならないと思うが、しだけ不安だな。何も無ければいいんだが……。……ん? あれ? なんかこれフラグっぽくね?
・雑談
風邪引きましたー。ちなみにまだ治ってません(´・∀・`) ・・・もしかしたらコロナ? じゃないといいなー。どうもライトです。
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【書籍版】2巻11月16日発売中! 7月15日アース・スターノベル様より発売中! ※WEB版と書籍版では內容に相違があります(加筆修正しております)。大筋は同じですので、WEB版と書籍版のどちらも楽しんでいただけると幸いです。 クレア・フェイトナム第二皇女は、愛想が無く、知恵者ではあるが要領の悪い姫だ。 先般の戦で負けたばかりの敗戦國の姫であり、今まさに敵國であるバラトニア王國に輿入れしている所だ。 これは政略結婚であり、人質であり、生贄でもある。嫁いですぐに殺されても仕方がない、と生きるのを諦めながら隣國に嫁ぐ。姉も妹も器量も愛想も要領もいい、自分が嫁がされるのは分かっていたことだ。 しかし、待っていたのは予想外の反応で……? 「よくきてくれたね! これからはここが君の國で君の家だ。欲しいものがあったら何でも言ってくれ」 アグリア王太子はもちろん、使用人から官僚から國王陛下に至るまで、大歓迎をされて戸惑うクレア。 クレアはバラトニア王國ではこう呼ばれていた。——生ける知識の人、と。 ※【書籍化】決定しました!ありがとうございます!(2/19) ※日間総合1位ありがとうございます!(12/30) ※アルファポリス様HOT1位ありがとうございます!(12/22 21:00) ※感想の取り扱いについては活動報告を參照してください。 ※カクヨム様でも連載しています。 ※アルファポリス様でも別名義で掲載していました。
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