《異世界転移は分解で作チート》第213話 ダイジェスト最終回。
第213話 ダイジェスト最終回。
──そして、あれ(お義父さんとご挨拶して)から早くも、二年近くが経過した。
あの後、俺はリミィとの関係が書類的に、正式に認められ、その一年後に結婚というところまで行きつけた。
その時(結婚式の時)にリミィだけじゃなく、同時にハクとライムとも式を挙げた。
・・・言い訳っぽいが、俺がったわけじゃなくてハク達の方からそう言われたんだからな? んでリミィがそれを了承した結果だからな?
……余談だが、いつの間にかリミィ、ハク、ライムの中で協定のようなものが出來ていて、その中のルールに、『抜け駆けは厳』というものがあったらしい。
どうやら、結婚も抜け駆け判定扱いだったみたいだ。そんで、抜け駆けがダメだから、いっその事みんな一緒に、ってじになったみたいだ。
・・・あ、一応言っておくが、その決斷は、みんな後悔してないようだ。むしろ、よりいいものになったと喜んでいた。
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それと、ついでに説明させてもらうが、多重婚……というか、多重式? は、この世界だと意外とありえるっちゃーありえる話みたいだ。
……まぁ平民だと珍しい方みたいだが、なかったわけじゃないみたいだし。
あとあと、ハクとライムの妹設定だが、それも兄妹婚、というか家族婚がありらしいからそのへんも問題ないようだった。
……白い目で見られないみたいで安心したわ。まぁもし白い目で見られたとしても、妹設定の記憶を消すか作するか、噓だと打ち開ければいい話なんだけど。
話を戻そう。
そんなこんなで、無事に式を挙げられた俺ら四人は、結婚式を行った後も、知り合いの冒険者や學園の関係者、他にもユウとかから結婚祝い的なものを貰ったりした。
・・・みんな心から祝ってくれて(比喩ではなく)、恥ずかしい話、俺にしては珍しく幾度か涙を流した。(え? 最近よく流してるって? ……黙れ小僧。)
そして、結婚をして數日経った後、俺は校長からわれ、正式に學園講師となった……ってか正直に言うと、今まで臨時だったことをすっかり忘れてた。
……まぁそういうわけで、結婚したあとも、いつも通り(リミィ達との距離が近くなったがそれ以外はいつも通り)の生活を送ることとなった。
まぁそんなこんなで、結婚騒は収まりを見せ、半年ほどはのんびりと暮らした。
そんで、半年経った頃にふと、勇者たちを思い出し、地球を覗いて見た。すると、驚くことに、地球人達がダンジョンとかの異世界系のものに、めっちゃ適応してた。
・・・いやー、最初見た時は驚いたねっ! けど、かなり上のお偉いさんで、ラノベ系を読んでる人が何人かいたらしくて、狀況の判斷が意外とスムーズに進んだらしい。
まぁモンスターとかダンジョンとか出てくりゃー、そんな話も冗談とかで流すことは出來ないしな。よっぽどの狀況判斷のできない阿呆じゃなけりゃ、すぐに理解できるわな。
それとダンジョンとか魔力とかを送った結果か、地球自も適応して全人類がステータスを見ることもできるようになったらしい。
・・・多分、スムーズに進んだのはそれも理由だと思う。
そんで、地球のダンジョンに挑む若者たちの馴れ合いや、人間達の闘記を見るのが最近の俺の楽しみだ。
家に帰ってソファーとかに座りながら壁にモニターして、映畫みたいに見てる。
ふぅ……。まぁ、と言ったところで、この辺で、この二年間の記録は終わりだ。
──それと同時に、ここで俺の語は終わりとしようと思う。
……俺自、もう大分やることもやったし、多分これからはハクやライム、リミィや凜、ユウ達と雑談したり訓練したり、映畫とかを見たり、學園の講師をしたり、そんないつも通りの日常が過ぎていく。
そんな気がする。
──普通で、つまらない日常かもしれないけど、その普通が、何よりも大事で、重要なんだって気づいたんだ。
・・・とりあえず、いい落ちというか終わりが思いつかないし、ちゃんと落ちたって分かるよう、有名なあの言葉を使わせてもらおう。
「俺たちの冒険(スローライフ)はこれからだっ!」
完っ!
・雑談
マジで最終回です、冗談抜きで。いきなりな終わりだったかもしれませんが、一応、自然に見せたつもりです。
・・・ちょっと言い訳をさせてもらいますと、自分が書く小説って他の人の話にインスピレーション?をけて書いていたものなんですよ。
けど、最近の小説はエタる、つまり最終回がないものが多いんですよ。なので、自分だとどう終わらせたらいいのか分からず、終わりに向けてし急ぎ足になってしまった気がします。
まぁとりあえず、し前に見た最終回の、結婚ENDでこの場は締めさせてもらいます。どうも、ライトでした。
・・・次回作に期待してくれてもいいんだからねっ!! みんなばいばいっ!!
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