《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》2話 プロローグ2

翌日、學校に登校すると僕の機があるはずの場所に機がなかった。

家に帰ったあとに、樹ちゃんをイジメていた二人がやったのか?なぜそんなことをやったのか分からなかった。

「今日まで來なかったから、いらない機かと思ったよ。」

「そうだぜ!じゃまだから、外に捨てちゃったごめんねー。」

「まあ、校庭に置いてあるから拾ってこいよ。」

意味がわからなかった。

機を捨てたのは、昨日ケンカした二人とは、違う別の三人組の男子だったからだ。

「何でこんなことするんだよ!」

しかし三人は、まともに相手をしてくれなくて、朝のホームルームも近づいてきて仕方なく機を取りにいかざるおえなかった。

先生に言っても機を取りに行ったあとで証拠もなく、昨日ケンカを起こしたばかりの自分は、相手をしてもらえなかった。

そして次のイジメの標的は、僕になった。

僕は空手をやったことはあっても達人じゃない。

5人のクラスメイトに代に毆られた。先生に相談しても以前のケンカの件で校長先生や教頭先生に怒られたらしく、

「お前にも悪いことがあるんじゃないのか?」

「相手の意見にも耳を傾けてみたらどうだ?」

とイジメをなかったことにしようとする。

相手の意見に耳を傾けてと言われて、相手がまともに話をしてくれないのにどうしろというんだ。

クラスメイトも去年同じクラスだったやつらも、五人組が怖いらしく、仲良かった友達さえイジメられている現場を見ても見て見ぬふりをした。

イジメは、徐々にエスカレートしてついには、樹ちゃんさえも巻き込まれた。

樹ちゃんは、五人に脅され泣きながら僕の教科書を燃やした。

僕は、1ヶ月もしないうちに、人間不信になり、クラスから逃げて家で引きこもり、不登校になった。

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