《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》15話 前衛?後衛?

「じゃあ、今日はリリアさんもお疲れでしょうしまた明日から始めましょう。」

「そうですね。しばらく、月様がこの世界に慣れるまでは、軽めにいきますよ。」

さぁ~て、これで目標は、達だな。

明日は、確か9時に食堂に行って今後の方針についてだったかな?

翌朝食堂で

「え~と。エミリア王からの今日やってもらいたいことは、魔王討伐のために戦うかどうかの選択とあとは、魔法を習うか、接近戦を習うかの選択をしてもらいたいそうだ。」

様からの連絡事項を伝えた勇義に対して、クラスメイトから聲が上がる。

「俺は、戦いに參加するつもりだからいいが不參加の奴等も魔法か近接戦のどっちかを習うのか?」

「どうも、この世界は地位が高くなればなるぼど、ステータスで人を見る人が増えてくるひたいなんだ。無用なちょっかいを掛けられないために強くないとダメだし、何より折角の異世界だ皆で強くなりたいだろ!」

「それもそうだな!」

勇義の能天気発言に対して折角疑問を抱いていたクラスメイトが賛同してしまった。

このクラスは、この世界でやっていけるのだろうか。

[高位鑑定]で辺りを見ると後ろに控えているそれぞれのメイドさんのレベルは、30~45程度、HP・MPは大1000~1900、その他の基礎ステータスは平均が350~600程度だ。

リリアさんほどではないが今の僕達よりは、遙かに強い。そして、皆遮蔽を持っていて、國王直屬報隠部隊の名前が稱號欄に載っている。

の文字はないな。

可能としては、[高位遮蔽]を持っていて二重に偽裝しているのか、もしくは、別の所で彼らを統率しているのか?

まあ、考えても分からん。

また、今度探ってみよう。

「まずは、魔王討伐に參加してくれる人、手を挙げてくれ。」

勇義の能天気発言じゃないが、この世界で生きていくには、力がいる魔王討伐を目標にするくらいでいいだろう。

実際に魔王が悪いことをしているのかは、あとで調べよう。

どうせすぐに魔王にちょっかいを掛けるようなことはないだろうし。

「「「「はい」」」」

何人か手を挙げてつられるように他の人も手を挙げている。

最終的に43の手が挙がった。

うちのクラスは、全員で42で先生が一人なのでこれで全員の手が挙がったことになる。

異世界で自分だけ仲間外れになりたくないからたみろうか?

明らかに不安そうな顔をしている子が何人かいる。

「次は、近接戦の訓練と魔法などの後衛の訓練に別れよう。近接戦を既する人は僕の方に、後衛を既する人は先生の方に集まってくれ。」

近接戦は、リリア師匠に教えてもらうし後衛一択だな!

バカな脳筋勢は近接戦の割合が多い。先程魔王討伐に不安を抱いていた奴等は、皆後衛だな。

その他のクラスメイトは、それぞれの職業に合わせてってじか。

人數比は近接戦7後衛3、近接戦の男比は、7:3、後衛にいたっては、僕を含めて男子は、三人しかいない。

しかも他の男子は、魔王討伐が危険とかそうゆうのじゃなく人が苦手ってじか、

だから、厄介な人間が多いい近接戦グループから逃げて來たってじだ。

「じゃあこれからやるべきことは、それぞれ後衛・近接戦の先生に會うことだ近接戦は僕、後衛は吉野先生のあとについていって。」

魔法か……使えるようになりたいな、MP無駄にあるし。

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