《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》39話 の打ち明け

エミリア王の質問のあと、すぐに周りを魔力視の狀態異常で見てもリリアさんは居ないみたいだから、リリアさんにばれてないな。

それにしても、メイドのを知っているのでしょう?……か。

それはつまりリリアさん達が國王直屬報隠部隊の人間であることを知っているか?と聞いているのだろう。

まさかを知った可能がある僕を消すためにこうやって二人に!?

だがどうして僕が疑われているんだ?[高位鑑定]でもない限り[遮蔽]によってステータスを隠してあるメイド達のはわからない。

僕は[高位遮蔽]によって[高位鑑定]を隠しているのに。

とりあえず否定しておこう。

「すいません。意味がわからないです。メイドの?って言うのは一?」

「メイドのしってらっしゃるんでしょう?出なければ、幾らなんでもそこまでスキルを強くすることは出來ないんじゃないですか?」

「よくわかりませんが、僕はリリアさんがメイドになる前は冒険者をやっていたと聞いて、魔法が使えないならせめて近接戦くらい出來るようになりたいと思ったのでリリアさんの弟子にしてもらっただけですよ。

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クラスの皆が訓練してるなか遊ぶわけにもいかないですし。」

「そうですか…………、あまり警戒されなくても別に貴方を害そうという訳ではありません。ただしお願いがあるのです。」

お願いか……。

何か隠し事をしてわいるものの僕達に魔王を倒してもらうことが目的である國王や國王直屬報隠部隊の人達を國王陣営というなら、エミリア王は國王陣営の人間のはずだが。

僕を殺すつもりならこの場面でわざわざメイドのなんて言葉を言う必要はない。

お願いがあるというのは本當の事なんだろう。

だとすると警戒すべきなのは僕を介してのクラスメイト達への介か?

だがそれこそあり得ない。

クラスへの影響力も低くてステータスも低い僕を介しての影響なんてたかが知れている。

それならもっと単純で扱いやすいような人間に聲にかけるだろう。

なんにせよ話を聞かないことには何も分からない。

「先程の話しはわかりませんが、エミリア王にお願いがあると言われれば、やるかどうか置いておいて話を聞かないわけにはいきませんよ。」

「信用はしてもらえませんか……。まあ、そんなに簡単に信用するようでは私も困りますし、仕方ありません。願いというのは簡単です。勇者様方へ都合の良い事ばかり言ったりしてコントロールしようとする者等が居れば教えてほしいのです。」

「はぁ、それは構いませんが……。かわりに僕の方も質問いいですか?」

「先程の願いは、勇者様方が悪い貴族などに手を出されないようにという配慮のための願いです。

それとかわりにということになると私にもメリットのある質問でないと聞くことはできません。」

さっきの王様の願いを考えると二つ以上の勢力が有るってことか?それとも王個人が王國陣営の人間でないってことか?

おそらく、僕にメイドの事を話したってことは僕がメイド達の本當の仕事についてある程度知っていると確信しているのだろう。

何故ならもし僕が知らなかったらそれこそ國が隠し事をしているっていう証拠になってしまうし。

それを考えるとエミリア王が敵であれ味方であれ、多僕の事を話してでもエミリア王との関係を強くすることはの方が大切だ。

「最初にあったメイドのについて思い出したことがあります。まず、始めに僕は[高位鑑定]と[高位遮蔽]の二つのスキルを持っています。

僕は始めてステータスを得たときに、失禮だとは思いますがこの國の人が僕達の敵である可能があると思っていました。なのでステータスににあった[高位鑑定]で[高位遮蔽]の効果を確認したあと、周りのクラスメイトを[高位鑑定]した結果、[高位鑑定]や[高位遮蔽]を持っている人は居なかったことを知りました。

エミリア王は[鑑定]を珍しいスキルと言ってましたし、[高位遮蔽]と[高位遮蔽]を遮蔽することで簡単にこの國の人達が僕達に敵意があるかどうか確認出來ると思ったのです。

そして、僕達に付けられたメイドのステータスを確認して彼達が國王直屬報隠部隊という組織の人間ということを知りました。

達が國王直屬報隠部隊のメンバーであるというのがエミリア王の言うメイドのですよね。」

ちょっと格好つけてしまい、狙って[高位鑑定]を遮蔽したことにしてしまった。

本當は、ただのうっかりなんだけど。

「なるほど、やはり[高位鑑定]と[高位遮蔽]を持ってらっしゃったのですね。

過去の文獻を見ても異世界人は高位のスキルを授かると言われてます。アイテムボックスは確かに珍しいですが、探せば持っている人は良くいますから、それだけということはないと思ってました。

ですが、なぜ明らかに怪しい人であるメイドの弟子になったのですか?」

僕のステータスが低すぎて怪しまれたか。

「リリアさんの弟子になったのは、単にこの國が僕達に害意がある可能が有るので出來るだけ強くなろうとした結果ですよ。

リリアさんも僕を監視するなら僕の信用を得ようとしてある程度のお願いは聞いて貰えると思ったので。」

本當はリリアさんの技を見て単に自分もこの技しいと思っただけで、なおかつリリアさんがチョロそうと思ったからなんだけど。

「なるほど、では貴方の質問を聞きましょう。そこまで深く周りを見ている貴方がここまで私にを話してくれたのですから、出來る限りの事を話しますよ。」

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