《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》50話 まだ戦闘は始まりません。

メリスタダンジョンの探索をしはじめて約3時間でようやくダンジョンに層にたどり著いた。

ダンジョンの層と層の境界線には緩やかなスリーブとドアがあるだけで特にボス的な奴はいないようだ。

ダンジョンにもよるが基本的にボスの魔が居るのは10層毎らしい。

見た目は一層と何も変わらない。

「ここがダンジョン二層になります。始めは特に危険なので今日は勇者様方全員で行していただきます。」

今日はどうせクラスメイトと行することになると思ってたから、ラズリとニキスは宿で留守番だ。

二人も[アイテムボックス]の中にいるよりそれぞれ訓練をしたかったようだしちょうどいい。

「じゃあ皆様、この広場で広がって魔が湧くのを待ちましょう。」

周りを見てみると樹ちゃんが不安そうにしている。

「大丈夫?戦えそう?」

「あっうん。見てみないと分からないけど何とか戦えそうかな?」

「もし、何かあったらその時は僕が助けにるよ。まあ、スキルが大したことない僕じゃ頼りにならないかもだけど。」

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「ううん。そんなことないよ!戦闘面だけじゃなくて神面でも頼りにしてるから。」

「そこまで言ってもらえると僕も嬉しいよ。」

「でも月君も本當に大変な事があったら私を頼ってよ?私も月君の助けになりたいんだから!」

「うん。その時はよろしく頼むよ。」

そんな事を話ていると隣から聲が掛かる。

「あの!私が隣にいるのに二人だけで話をしないでもらえるかな~。」

「あっ!ごめんごめん沙耶ちゃん忘れてたわけじゃいよ。」

「そんなこと言って二人して自分達の世界にっちゃうんだから。で月君もだよ。」

「あ~、ごめんね水澤さん。」

この人は水澤みずさわ沙耶さやさんと言って僕達のクラスメイトだ。

実家は両親が警察で祖父も警察い頃から剣道などをやってたみたいだ。

長は155cmくらいで茶髪で短髪だ。

格は活発的で友達思いで結構いろんな人と話したりする社的なタイプである。

小學校の頃から樹ちゃんとは仲が良く、家がかなり近いこともあり家族ぐるみの関係らしい。

中學3年生の時の樹ちゃんのねくらなイメージからのイメチェン?(イメチェンというかもはや人格改変)の手伝いもしていたらしい。

僕は中學校2・3年生の頃一度同じクラスになったことがあるけど特に仲が良かったということはない。

ただ引きこもる前までは普通の人程度はクラスメイトと話していたから、彼と話をしたことは始めてではない。しかし、高校1年生になってからはほぼ會話をしていなくて昔の自分を知られていることもあり張する。

月君は、これから亜人系魔との戦いがあるのに張してないね?危機的なのはないの?夏蓮なんか朝の説明のあとからずっと張してるのに~。」

「もー、私もそんなに張してないよ。」

結構久し振りに話すのに何でこんなに當たり前のように話してくるんだろうか?

お蔭ですごく話しやすい。こういった所が社的なんだろうな。

「僕はまあ、ゲームとかやってましたしこうゆうのはこの世界に來たときから覚悟してましたからそれにダンジョンで出會う魔は倒すと消えてなくなりますしね。とはいえ、それでも張はしてますよ。ただそれを知られないようにつよがっているだけです。

逆に水澤さんはあまり張してなさそうですね?やっぱり剣道とかやってたからですか?」

「まあ、両親の仕事とか剣道とかも関係ない訳じゃないけど昔に知ったから、大切なものを守るためには戦わないといけないことがあるって。だから、月君と一緒で張してるけどしっかり戦えるように心の準備はしてたってこと。」

大切なもの……か水澤さんにも昔何か大切なものを失うような出來事があったんだろうか?

「そうなんですか?じゃあ、樹ちゃんの事をよろしくお願いしますね。」 

無駄に勇義に絡まれても水澤さんがいるならある程度は対応出來るだろう。僕は無駄に絡まれないようにここからはなれよう。

そう思い僕は背を向け歩こうとすると呼び止められる。

「ちょっと待ってよ月君。折角だし、今日は3人でパーティー組もうよ。

他のクラスメイト達のはなんか相手が悪だから倒すってじでなんか、相手を殺すっていう覚悟から逃げてるみたいで不安だし、その點君はしっかりそこのところを考えた上で覚悟してる気がする。私も他に覚悟を持って戦う人がいると気持ちが楽だし君も他にパーティー組む人なんていないでしょ?

あと、私のことは水澤さんなんて他人行儀な呼び方しないで沙耶でいいよ。同じパーティーになるんだしね!よろしく。」

あまりにも急にまくし立てられたので反対できなかった。

仕方ない。まあ、たまにはクラスメイトとも友好を深めることとしよう。

「じゃあよろしく。え~と沙耶さんでいいかな?」

「まだ他人行儀な気がするけど、取り敢えずそれでいいや。よろしくね月!」

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