《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》69話 メンバーチェンジ?

ダンジョン探索4日目だ。

今日は4層に來て2日目なのでパーティー単位で行することになるが一つ問題が出てきた。

それは朝のエミリア王の一言が発端となっている。

「それでは、今日からパーティー単位で行してもらうことになりますが、この層からはパーティーに一人、盜賊系の職業もしくはトラップに関する技能を持った人が居ないとパーティー単位での行は許可出來ません。」

 その言葉にクラスメイトが質問をする。

「あの~。僕達のパーティーはそんな技能を持ったメンバーが居ないんですけど、どうしたら…………。」

「はい、なのでパーティーにそれらの技能を持った人がいるようにメンバーを調整してください。」

周りのクラスメイト達はそれぞれ何人か人を移させて各パーティーに一人トラップ系技能を持ったメンバーがいるように調整している。

だが、ここで問題が生じる。

僕のパーティー3人の中にトラップに関する技能を持ったメンバーは居ない。

僕の[魔力視]はトラップを見付けることが出來るが[魔力視]を使えることを明かすことは即ち[狀態異常妄想]の事について話す必要がある。

流石に僕の能力を周りの人間全員に明かすことはしたくない。

もし、的な効果を知られてしまうと他のクラスメイト達からかなりの嫉妬をけてしまうことになる。

元々クラスカースト最底辺の僕がそんな皆に嫌われる様なことをするわけにはいかない。

だけど、[高位遮蔽]で遮蔽している魔人族とかとは違いバレても直接僕の命が狙われることは無いだろうから、多のリスクは許容するとしよう。

だから、他言無用ってことでパーティーメンバーの二人には伝えておくことにしよう。

さて、ここで元の話に戻るけど、パーティーメンバーにトラップ系技能を持った人間が居なければならないという問題だ。

実際は僕の[魔力視]で現段階で見たトラップ位なら見破ることが出來たので、僕が居ればトラップ系技能の持ち主はいらないのだが僕が[魔力視]のことを隠しているのでクラスメイト達は勿論のこと、エミリア王樹ちゃん達までパーティーメンバーにトラップ系技能の持ち主が居ないように見えてしまう。

これではパーティーの探索許可を貰えない。

そして、それだけでなくもう一つ問題がでて來てしまった。

「あぁ~、樹さん。パーティーにトラップを見破れる人が居ないんだね。どうだい?僕のパーティーにおいでよ。」

そう。もう一つの問題は毎度お馴染みの勇義が絡んでくることだ。

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