《クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!》281話 閑話 主の友

まさかこんなところで會うことになるとは………。

一人はよく知らない人でしたがこの二人、確か名前は水澤沙耶と樹夏蓮。

そして、マスターの想い人だと思われる人。

リリ姉はよくそう言ってるだけなので、実際にマスターが言ってたわけじゃないです。なのでよく分からないところではありますけど。

リリ姉は普段は冷靜沈著なのにマスターの事となると途端に自信と冷靜さを欠く所があるのでなんとも言えません………まあ、ニキスも人の事は言えないですが。

あの頃のニキスはまだ自意識がくて、の區別が中々つかなかったのでよく判らなかったですし、マスターの想いの真相はよく分かりません。

それはさておき実際この三人はマスターの同郷の仲間、確かマスターはクラスメイト?と呼んでいた人達。

勇義とか言うマスターを害する様な奴なら噛みちぎってやるところですが、この二人はマスターと友好な関係を結んでいたはず。

ここでただ斷って放置するのは得策ではないはずです。

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ラズ姉もそれが分かってたから言葉を話せるニキスを待ってたんでしょう。

取り敢えず、相手の提案聞き再開の約束をしておけば、後々マスターの好きな方にける。

「それでニキスさんとラズリさんはどこから來たの?」

「ニキス達ですか?」

う~ん。

この辺は別に正直答えて問題ないはずです。

「帝都です。」

「あっ!良かった一緒だ。」

「良かったと言うのは?」

「私達の実力じゃ夜のこの森はリスクがありすぎるもの。」

水澤沙耶はそんな風に話す。

………仮にもマスターと同郷の戦士……それにそれなりの強さがあるのをじます…………この大樹海が危険とはいえ、そこまでリスクが高いようにはじないですが………まあいいです。

「ニキス達も渓谷を抜けて帰るところです。ご一緒しますか?」

「いいの?」

「はい。是非ともご一緒に」

その後、渓谷付近に再び現れていた魔達を倒しながら歩きます。

倒した魔はラズ姉の中に突っ込みます。 

そして、渓谷を抜けました。

「おそらくマスターは許可してくれるとは思いますが、もしかしたら駄目かもしれません。明日は冒険者ギルドで落ち合いましょう。………後、ニキスはちょっと用事があるので武道會當日までは一緒に訓練出來ません。ラズ姉は大丈夫みたいなのでダンジョンに行くならラズ姉と行って下さい。」

ラズ姉は食べがあるならどこでも良いみたいだし、ダンジョン行きを喜んでいます。

「そうなんだ………。でも本番來てくれるだけでありがたいよ。」

 

「さて、ニキス達は早く帝都のマスターの所に戻りたいのでここで失禮します。」

「うん。ありがとう。またよろしくね?」

ラズ姉を頭に乗せ全力で帝都に帰ります。

1時間位でようやく帝都まで戻った來ました。

「あれ?リリ姉だけですか?」

宿の部屋にっても中に居るのはリリ姉だけです。

「ニキスにラズリですか……。あれ?二人は一緒の用事だったでしたっけ?」

「別の用事だったのですが、し金が必要になって大樹海に魔狩りに言ったら偶然出會ったのですよ。あっ、それとは別に…」

「ただいま。戻ったよ。」

「今帰りました。」

マスターとエミリアが帰ってきました。

「おかえりなさい。」

「マスターお疲れ様です。」

「おぉ……僕らが最後か?……いやヒスイがまだか?」

「ムギムギュ」

………へぇ………なるほど。

「ラズ姉曰く、どうもヒスイは帰らず森奧まで行ったそうですよ。大樹海の5強とかいうやつの一角である霊に會いに行ったみたいです。因みに冒険者ギルドの付で面白い人が仲間になったみたいでその人と二人で奧まで行ったみたいです。」

「面白い付?………まさかな。」

「マスターの方は何かあったのですか?」

「あぁ…………し気になることがあるにはあった。………ダンジョンに言ったんだがそこにいた魔が僕の元居た世界の言葉を話してたんだよ…………。」

「それって…………どういうことなんでしょう?」 

「それが考えても分からないんだよね。………う~ん。」

マスターの故郷のことが分かるのは嬉しいですが。………いつかマスターがニキス達の事を置いて元の世界に帰ってしまうのでは?と心配になってしまいます。

マスターのみなられますが…………その未來が怖いです。

「それでニキスとラズリの方は何かあったの?リリアの方は変わらず対人戦やってるだけだろうし。」

「人を戦闘狂見たいに言わないで下さい。」

「ごめんごめん。それでニキス達は?」

あっそうでした。樹夏蓮と水澤沙耶についてマスターに聞かないと!

「そう言えばニキスとラズリの力を借りたいと言う人が居たんですがマスターに聞きたくて。どうも「魔裝師]という職業で、魔の力を武にして戦えるようで、武道會に出るのに新たに使役獣を探してたそうなんですが、ニキス達の強さを見て一時的にでも良いから力を借りたいらしいのです。もし可能ならニキス達の主人であるマスターに明日會いたいと………。…それでその力を貸してしいという人間が」

「良いよ良いよ!ニキス達にも新しい遊関係をつくってしいとは思ってたんだ!ヨシヨシ!明日?時間ぐらい幾らでも作るさ。」

マスターは以前からニキス達にもっとんな人達と遊を持っていてしいと思っていた様でニキスとラズ姉を譽めてくれます。

う~ん♪頭でられるのはホワホワしてポカポカします。

「あっ!でも、武道會に出ると言うことだったのでリリ姉と戦うことに…………。」

「いくらニキスとラズリが力を貸したとしてもそんじょそこらの冒険者に負けるつもりはないですよ。それに正々堂々とした勝負で負けたのなら仕方ないことです。」

「だってさ。」

♪久しぶりにマスターにナデナデしてもらえました。

珍しくラズ姉もご飯以外の事で嬉しそうな顔をしてます。

………う~ん?何か伝えないといけないこともあった気が……?

「ヨシヨシ♪」

まあ、思い出せないなら大したことではないですね。

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