《俺を嫉妬させるなんていい度だ〜曹司からの過度な溺〜》攻防戦【6】 《side 芹》
《side 芹》
社長室を出てやっと解放されたと、安堵のため息がれる。
「宮さん」
「あっ、はい」解放からすっかり稗田さんの存在を忘れていた。
「お聞きしてもよろしいですか?」
「??なんでしょう?私にお答え出來る事でしたら…」
「あなたは、暁のことをどう思っているのでしょう?」
「うちの社の社長様?」
社長も私の中では要注意人だが、稗田さんは曲者だと思う。SPのイメージだったが、書としてもかなりの切れ者なのが伝わってくる。
「それだけですか?」
「それ以外は…」
「正直な気持ちを教えていただけませんか?」
「クビになったりしません?」
クビにはならないとわかってはいるが、警戒していることをアピールしてみた。
「えっ?クビを心配する程の容に興味があります。もちろん、本音を言ったからと言って何もありませんからご安心を」
「じゃあ遠慮なく。イケメン俺様腹黒曹司社長ですね」
「………ブハッ、す、すみません。ヤバイ、宮さん面白すぎます」お腹を抱えて笑っている。
「笑うところありました?」私は、そのまま端的に伝えただけだ。
「アハハハハハッ、今まで暁をそんな言い方をするに會ったことがなくて…もう、新鮮で面白すぎました」
「あ〜皆さんの憧れの社長様ですもんね」
「あなたは、憧れはないですか?」
「ないです」
「迷いないですね」
「イケメンで曹司で社長だけでも胡散臭いのに、格も良くなんてありえます?元に、よく言えばクールかもしれませんが、見るからに勝手な俺様じゃないですか」
「…」
黙った稗田さんを見て、言い過ぎたと思ったが、言ってしまったことは取り消せない。クビにはならないと言っていたので、言いたいことを言えてスッキリした。
會話をしている間に、あっという間にエレベーターはエントランスに到著した。
「稗田さん、ここまで送っていただきありがとうございました」
お禮を伝えてさっさと立ち去る。
それにしても今日は厄日だ。エントランスで旬くんに気づかなければ…
社長室に連れて行かれている間に、中途半端に放っておいた旬くんは拗ねてしまった…
旬くん、帰ったらいっぱいラブラブしようねと、芹の中では、一瞬で社長の姿は消しさられた。
売れ殘り同士、結婚します!
高校の卒業式の日、売り言葉に買い言葉でとある約束をした。 それは、三十歳になってもお互いフリーだったら、売れ殘り同士結婚すること。 あんなのただの口約束で、まさか本気だなんて思っていなかったのに。 十二年後。三十歳を迎えた私が再會した彼は。 「あの時の約束、実現してみねぇ?」 ──そう言って、私にキスをした。
8 171ヘタレ魔法學生の俺に、四人も美少女が寄ってくるなんてあり得ない!
魔法__魔力を使い、何かしらの現象や事象を起こす力。 そんな力が使える世界。そこで雨宮暁は、『魔導衛師』と呼ばれる職業に憧れ、魔導學園に入學する。そこで彼を待ち受けていたのは、刺激的な學園生活だった___ 追記:タイトル変更しました。 元タイトル:『俺と魔法と美少女ハーレム』
8 153先輩はわがまま
岬次郎(さきじろう)は、一人暮らしの大學二年生。 それなりに満喫していた大學生活で、彼には悩みがあった。 それは、わがままで自分勝手な先輩、間宮御子(まみやみこ)に事あるごとにちょっかいを出される事。 しかし、そんな先輩の様子がおかしい? 果たして、先輩と次郎に何があったのか! わがままで自分大好きな年上の先輩とのドタバタ日常ラブコメディー! 毎日更新中!
8 137擔任がやたらくっついてくるんだが……
冴えない男子高校生と擔任教師のほんわかラブコメです。 『小説家になろう』等の別サイトでも掲載しています。
8 103とろけるような、キスをして。
従姉妹の結婚式のために七年ぶりに地元に帰ってきた美也子。 そこで、昔から"みゃーこ"と呼んで可愛がってくれていた高校の頃の教師、深山先生と再會した。 「今すぐ、帰ってこいよ」 「みゃーこなら、勘違いしてもいいよ?」 深山先生はとても優しくて、かっこよくて。 「もっと俺を求めて。もっと俺に縋って」 でもベッドの中では、 ほんの少しだけ、意地悪だ。 【2021.6.12完結】
8 171元豚王子VS悪役令嬢
最悪な豚王子に転生したけど痩せて頑張る王子の一途な戀愛模様--- 俺は貧乏國ブッシュバウムの第一王子に転生していたんだけど體型が見事に豚で婚約者の悪役令嬢に捨てられそうなんだ…。 だから必死でダイエットに勵みます!! 見てろよ!俺は変わる!そして悪役令嬢クラウディアにギャフンのドキュンのバーンしてやる! 女神様!流行りの悪役令嬢攻略頑張ります!
8 117