《俺を嫉妬させるなんていい度だ〜曹司からの過度な溺〜》エピローグ【1】

『5、4、3、2、1』

會場にカウントダウンが響く。

『バンバ〜ン』と鳴り響く、お祝いの合図。

「ただいま、発売の瞬間を迎えました!」

この瞬間、フランス國での販売が解された。各販売店舗には客が殺到しているだろう。

そして、このイベントの様子は、生放送されている。

「発売を記念して、ゲストをお迎えしております!どうぞ!」

舞臺には、先頭にSP駿、その後ろにタキシードに仮面をつけた暁と黃いツインテールにセーラー服を著た芹が腕を組み現れた。

その瞬間!!

「「「キャー」」」「「ウォー」」

い聲の絶から、野太い雄びまでが會場全に響き渡る。

その様子が、テレビの向こうにも映し出されている。

「せりなちゃ〜ん」「せりな〜」

たくさんの呼びかけが響き渡る。

三人が、ステージ中央にまで辿り著いた。

芹は、圧倒されながらも、一瞬目を閉じ深呼吸した後、コスプレイヤーになりきる。

呼び掛けに応じ、手を振ると更には絶が響く。

「さあ、仮裝パーティーの始まりです。最後までお楽しみ下さい!」

會場全が、完璧なコスプレをした人から、し仮裝した程度の人まで、このパーティーを一緒に楽しみたい人で溢れている。

本來は、ステージでのイベントを楽しみつつ、近くの人と記念寫真を撮ったり楽しんでもらうはずだったが、みんなカメラをステージに向けている。

ステージでは、他にもクオリティの高いコスプレイヤーが登場するも、芹奈人気は凄まじい。

マスコミのカメラも多數ある。フランスのみならず、暁の正を知ると更に大騒ぎになるに違いない。

イベントも後半になると、芹奈の寫真を撮っていた人達がざわつき出す。

暁の存在は、芹と並ぶとコスプレとしてセットで違和がないが、時間が経ってもずっと離れない。

芹を撮ると必ず隣に寫る。

イケメンだが何者だ?と聞こえてくる。

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