死んだことになっている貴族を、城の客室に泊め、3日が経った。そろそろ、馬鹿どもがくかな？

その日の午後、案の定馬鹿が釣れた。

事件から、3日後その男は、騎士団長と數人の騎士を連れて謁見の間にやってきた。

「クックック、これで、この國は俺様のものだ、前の王はぬるすぎる。俺こそが、この國の王にふさわしいそう思うだろう？・・・フハハ、そうだった、こいつらは、洗脳したから、自我がないんだったな。あの魔道を高い金を出して買って良かった。」

男がそこまで言ったとき、周りにいた、騎士たちは、突如男を拘束しました。

「な、何をする」

「何って、そりゃあ、騎士たちは罪人を捕らえただけだ。」

謁見の間にある柱の影から、王様が現れてそう言いました。

「な、なぜ生きている」

「そりゃあ、死んだって噂は、真っ赤な噓だからな」

「なっ、くっ、騎士ども離せ、・・・なぜ離さないのだ」

「もう、洗脳は解かれているぞ。どうやら、とんだ悪品をつかまされたようだな。結構簡単に解けたぜ。よし、おまえら、そのままそいつを牢屋に連れてけ。」

「「「「はっ」」」」

そして、男は騎士たちに、連れていかれました。

「やはり、あの阿保公爵か」

その男は、自尊心が強く、いつも、王の座をしていました。

「だが、おそらくあいつ一人じゃないだろうな。メンドくせえ」

それからは、はやかった。公爵の屋敷から悪事の証拠がたくさんでてきて、それに関わっていた貴族も軒並み捕まえることになった。