《よくある?異世界語》よくある?自分についての考察

僕が思わず口にした呟きにエリアスたちは、

「どうしたんですか?」

と聞いてきた。

「えっと、まずは、この稱號について読んでくれる?」

「はあ、わかりました。・・・ユウさん、なんですか、これは?」

「いや、さっぱりわからないんだけど。世界に認められるような偉業を達しているわけじゃないし、眷屬になったわけでもなさそうだし、親が神だってこともない・・はず・・だから、神の因子を所有しているってことなのかな?それで、神の因子って一なんなんだ?」

「私にもわかりません」

サナさんが答えた。聖であるサナさんが知らないとなると、もうどうしようもないか。

「僕は神格を持っていた、しかし、封印がかかっていた、そのために、人間になっていたってことかな?」

「多分そうなんだろうね。と言うことは、私の旦那様は、神様なのかー」

エリアスはそう言いながら、し頰を朱に染めた。

「いや、神様って言われても正直実がわかないし・・・ん?そう言えば、なんで今になってその封印がとけたんだ?」

「そうですね、ユウくんにあった何か変わったことといえば・・・もしかして神薬じゃないですか?」

「神薬に何か封印を解く効果があったのかな?・・それとも、封印されている神格を活化する呼び水になったのかな?」

「神様が作ったとも言われる薬ですから、ありえないこともないですね。」

「まあ、これ以上は考えても仕方がないか。じゃあステータスに増えているこの神力って一なんだろうね。鑑定でわかるかな?」

と言うわけで鑑定の結果

神力    消費することにより能力が大幅に上がり、背中に羽が生え、それを用いて空を飛ぶことも可能。また、権能を使用する際にも使用される。さらに、魔法の使用の際、神力を混ぜることで、魔法の威力や、魔のものに対するダメージを増大する。

・・・すごいね。これ。神力が2しかないから、ほとんどつかえないけど。あとで、試してみるか。・・・そういえば、僕の命が拾われたのも、この、神の因子のおかげなのかな?

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