《よくある?異世界語》リーフェの魔法教室 その3

「では次に、他者の魔力を消費するものです。これは、主に、霊魔法ですね。」

霊魔法?」

霊魔法とは、霊と契約して、霊に魔力を與える代わりに、その霊の司る自然をる魔法です。」

「普通の魔法とはどう変わってくるの?」

「魔力消費量が比較的ないこと、自分の思い通りに魔法をることはできないけれど、指示されたことについては、普通の魔法とは比べにならないほどのさで魔法が行使されること、あとは、寢ている間も、魔法をれることかな?」

「最後のは、どういうこと?」

「たとえば、普通の魔法で、結界を作ったとき、敵に結界を破壊されたら、起きてり直すしかないでしょう?ところが、霊に結界が破壊されたら、り直すように指示しておけば勝手に使ってくれるってことですよ。

ただし、朝起きたら、魔力が全然回復してないなんてこともあるかもしれないですけどね。」

「確かにそれはちょっと困るよね。特に、旅とかしているときは。」

「そうですね。では、次の話に移っていいですか?」

「いいよ。次は何?」

「では次は、魔法の発方法です。」

「えっ?さっきまでのも魔法の発方法じゃないの?」

「ま、まあそうですけど、さっきまでのは、魔法の燃料についてだと考えてください。」

「まあ、わかったよ。ようは例えばあれかな?魔法陣とかそんなじ?」

「はい、そうです。他には、詠唱、儀式、包型、そして無詠唱があります。」

々あるんだね。」

「はい、ではまず、詠唱から、これは、私たちが普段使っているからわかりますよね。」

「うん、わかるよ。何か呪文を唱えて魔法を発するんだよね。」

「はい、呪文によって、魔法の屬、種類、速さ、大きさ、威力などを変化させる補助を行なっています。」

「へえ、その補助がないのが無詠唱なんだね、どれくらい変わるの?」

「そうですね、一度試してみたことがあるんですけど、完全に詠唱で行うと、魔力をきちんと込めて詠唱を正しく行えば発しますが、無詠唱ですと、々な項目について、それぞれ式を立てるじですかね。例えば、大きさはこれくらい、形はこう、威力はこれくらい、そうすると、魔力量はこれだけ必要で、魔力はこのような形にしなければならない。みたいなじで、普通の魔法よりも時間がかかるんです。」

「じゃあ、詠唱と無詠唱の利點とかはどうなの?無詠唱にも何か利點があるんだよね。」

「はい、ではまず詠唱から、発がたやすく、なおかつ事前の準備がらないことです。それに対し、無詠唱は、どんな形にでもなるということが、一番の利點ですね。」

「?」

「つまり、詠唱ですと、その呪文通りの効果しか発揮しないので」

「なるほど」

「ただ、普通は、詠唱と無詠唱を並列して用いるんですけどね。」

「どういうこと?」

「例えば、魔法の威力をあげたいときなどに、魔法の威力や、魔力量に関する詠唱を飛ばし、そこを無詠唱で補うことで、といったじですね。」

「ああ、たとえば、でっかい水球とかみたいなやつか。」

「そうです。それでも結構難しいんですけどね。」

そうなのか、みんなすごいんだね。

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