《よくある?異世界語》よくある?王の私室にて

ユウ視點

「うむ。ユウ殿。よくぞ參った。歓迎しよう。・・・それで何かあったのかの?」

僕は王の私室に案されて・・・なんで私室なの?謁見の間とかでいいんだけど、応接室とか。まあ、いいや、私室に案されて、しして、やってきた國王様に、そう言われた。

「あ、はい。ブロード様。」

「ふむ、ブロードと呼んでくれ、救世の大英雄殿に敬稱をつけられるわけにはいかん。」

「え?いやですが・・・えっと、はい、わかりました。ブロードさん。」

「ふむ。まあ、それでよしとしよう。それで何の用かの?」

「あ、はい。えっとですね・・・。」

僕は海底跡を見つけたこと。そこを拠點の一つにしたいこと、そのために海底國家ティアードに渡りをつけたいことを話した。

「ふむ。なるほどの。わかった。では、まずは連絡を取るのでの。・・・三日ほど待ってくれるかの?」

「ええ。わかりました。」

「では三日後またきていただけるかの?」

「はい。」

・・・じゃあ、僕はこの國の観でもして時間を潰そうかな?

「では、観でもしようと思うのですが、何かいいものはありますか?」

「ふむ。そうですな。造船の見學や船の見學などはいかがですかな?」

「あ、いいですね。ではそれに參加します。」

「うむ。手続きはこちらでやっておこう。明日またここに來てくれ。場所を説明する。」

「わかりました。今日は街を見てきます。」

「うむ。・・・ところで、泊まる場所を決めたりはしているかね?」

「あ、一度、戻るつもりなので、大丈夫です。」

「そうか。わかった。ではまた明日來てくれの。」

「ええ。」

僕はそうして、案されて城を出た。・・・さて、何があるかな?

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