《よくある?異世界語》よくある?空にて

ユウ視點

「まさか、お兄ちゃんが〜船に弱いとは思わなかったよ〜」

「ううっ。正直僕も忘れてたよ・・・。思い返せば長いこと船になんて乗ってなかったっけ。」

「無意識に避けていたのかもしれないね〜。・・・気持ち悪さはどう〜?」

「・・・だいぶ治まって來たかな?・・・そろそろ自分でも飛べると思う。」

「・・・もうしだけこのままでいいですか〜?」

「え?・・・うん。もちろん、いいよ!」

「なら〜、もうしだけこのままでいますね〜。」

「うん。」

僕はそう言いながらリアラちゃんの方を向くと彼を抱きしめます。そして、そのまま、を奪いました。

「えへへ〜、お兄ちゃん?」

「ん?なに?」

「そろそろ、戻ろ〜か。みんなも待ってるしね〜。」

「うん、わかった。」

思い返せばリアラちゃんと二人っきりの時間は久しぶりな気もしますね。

「・・・もうしだけ、このままでもいいかな?」

「・・・しょうがないな〜、お兄ちゃんは。」

リアラちゃんはそう言いながらも、とても嬉しそうな顔をしています。とは言え、みんなを放っておくわけにもいかないから、ししたら降りていったんだけどね。・・・よし、船旅中は常に飛んでおこう。・・・ってことは旅行中は眠れないってこと?!流石に空を飛んだまま眠ることはできないから・・・まあ、最悪拠點に戻ればいいか。うん。

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