《よくある?異世界語》よくある?並走?

ユウ視點

夜になったため僕は拠點(予定地)に戻りました。・・・みんなは船で寢ているけどね。・・・せっかくなんだし、どうだったかの想も聴きたかったからね。・・・まあ、聞いたところで酔いやすい僕にはどうにもできないんだけどね。

そして翌日、航路から予想して船があるであろう近くまで転移しました。まあ、船に影響が出ない程度の位置に転移したから、そこそこの距離はあるけどね。僕は船にあわせてゆっくりと並走・・・走ってないけどまあ、飛んで、いました。

「おはようございます。本日の晝過ぎ頃には帰港する予定です。」

「あ!はい。わかりました。」

「・・・それにしても・・・。」

「はい?」

「鳥人族のかたでしたか。」

「え?いいえ、違いますよ?僕は神族です。」

「・・・え?神・・・様ですか?」

「ええ。まあ、なりたてですけどね。ですのでそれほど敬って貰う必要もありませんよ。」

「は、はあ。そうですか。」

「ええ。別に隠してはいませんが・・・あまり広がってはいないみたいですね。」

「まあ、それこそ、英雄がどんな存在なのか・・・で、気にするのはどんな格で、どんな姿をしていて、何をしたか・・・ってところでしょうから、そこまで知らなくても仕方ないんじゃないですか?」

「それに、隠していないとはいえ、だからといって喧伝しているわけでもありませんしね。」

「まあ、それもそうか。」

船の乗組員の方は、珍しそうな顔をして僕を見てからまた、仕事に戻っていきました。

    人が読んでいる<よくある?異世界物語>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください